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最終更新日:2024年10月18日
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文理融合ゼミナール(メディアと芸術)
実験的メディア考古学:19世紀の映像装置を再発明する
【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が前期課程修了要件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。
19世紀末、エジソンやリュミエール兄弟によって映画が生まれ、現代の映像文化へと発展した。しかしさらに遡れば、規則的に並んだ柵の後ろを通る馬車の車輪のスポークが奇妙に歪んで見えることを、イギリスの科学者ロジェが200年前に気がついたことに辿り着く。柵と馬車の車輪が、なぜ映像装置の発明へとつながるのだろうか?
この授業では、こうした19世紀の発見や映像装置を資料から読み解き、実際に自分で作り、実験し、仕組みや効果を検証しながら、我々が日常的に目にしている映像というもののルーツに迫ります。そして、19世紀にこぼれおちてしまったポテンシャルを拾い上げ、そこから新しい映像装置やメディアを再発明する試みにつなげます。
メディアアーティストで絵本作家の岩井俊雄と、プリミティブメディアアーティストの橋本典久が担当。受講者とともに未知なる映像の魅力を発見する機会となることを期待しています。
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