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最終更新日:2024年10月1日

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文理融合ゼミナール(身体と芸術)

音が鳴る物を手作りすることから、自分の体を完全に客観視する。
毎回の授業で、ひとつずつ、音が鳴る物を作りします。作業を通じて、自分の体の働き方を見つめ直します。手で材料を加工し、音を鳴らし、耳で聞き、そして手の作業を繰り返し、再び音を鳴らして、耳で聞き、手の作業を重ね、音の鳴り具合を確認し、手の作業に戻るといった、体の連携とフィードバックの作業を行います。音を媒介に耳と手の連携を見直す作業であり、普段は使わない思考回路の開通作業でもあります。理屈で音が鳴る仕組みを理解することと同時に、またそれ以上に鳴り物の音の具合に耳を澄ませながら、手触りや手探りを頼りに次の手作業を判断する、という作業です。そして耳と手を使うことから、体全体のネットワークを再認識することを目標にします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51339
CAS-IC2420S1
文理融合ゼミナール(身体と芸術)
西原 尚
A1 A2
木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
以下のように計画していますが、受講者の希望や材料確保の状況によって、順番も内容も変更する可能性があります。 01 授業概要を共有する時間 02 横笛(世界各地の横笛) 03 斜め笛(トルコやイランのナイ) 04 鼻笛(フィリピンや台湾の鼻笛) 05 縦笛(スロヴァキアのコンツォフカ) 06 カリンバ(アフリカ大陸各地のカリンバ) 07 三弦琴(世界各地の琴) 08 スーパーボール(創作楽器) 09 移動式カリンバ(創作楽器) 10 板バネ(創作楽器) 11 ピエゾマイク(電気工作) 12 シングルリード楽器(トルコのシプシ) 13 成果発表
授業の方法
一緒に音を聞きながら手作業をするので、すべて対面で行います。
成績評価方法
出席重視。
履修上の注意
様々な工具を使用するので怪我をしないように注意してください。木屑や埃などで汚れますので、洋服は汚れても良い物を着用してください。