学部前期課程
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美術論

美術史学入門
美術史学の入門として、日本美術史、東洋美術史、西洋美術史の各分野から、計5名の教員がオムニバス形式で講義を行う。芸術家や美術作品の調査、文字資料を使った検討、鑑定や作品の評価、美術館・博物館における美術展示の実際など、美術史学にかかわる様々な研究方法を概説するとともに、日本・東洋・西洋の古代から現代にいたる主要な研究トピックや国内外での研究動向を紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51330
CAS-GC1A34L1
美術論
高岸 輝
A1 A2
水曜5限
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教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
初回の講義にて授業全体の概要を説明し、その後、西洋美術史(秋山聰・芳賀京子)、東洋美術史(板倉聖哲、塚本麿充)、日本美術史(高岸輝)の各分野について、4回ずつの講義を行う。各地域における美術史(絵画・彫刻・工芸・建築・デザイン)の展開を概説するとともに、すべての地域に共通する次のような課題に重点をおくこととしたい。 (1)皇帝や天皇など、権力者による美術作品の制作とコレクションの形成。 (2)キリスト教・仏教などの宗教と美術品の制作・活用の実態。 (3)画家・彫刻家・建築家など、芸術家の制作活動の実態。 (4)絵画・彫刻・工芸・建築など各分野の相互交流。 (5)各分野における技法・材料・保存・修復にかかわる問題。 (6)各地域の中央と周縁における美術の影響関係。 (7)ユーラシア大陸、東アジア海域など、広域にわたる美術の相互影響関係。 (8)古典的規範の形成と、その再生の問題。 (9)芸術家の伝記や作品の評価など、美術史的なものの見方の形成過程。 (10)美術品の鑑定・売買・流通を通じた経済活動としての側面。 (11)複製や出版など、メディアとしての美術の広がり。 (12)遠近法や写真など、同時代の科学技術との関係。 (13)詩歌・散文などの文学と美術との関係。 (14)現代社会における美術館・博物館の意義と機能。
授業の方法
美術作品に関する豊富なスライドを映写しつつ、美術史的な作品の見方・考え方を基礎から教授する。
成績評価方法
毎回の授業で行う小課題、および期末のレポートによる。
履修上の注意
授業期間中に開催される展覧会についても随時紹介する。
実務経験と授業科目の関連性
担当教員は、いずれも美術館・博物館での学芸員として、あるいは展覧会企画の監修者としての実務経験を有している。