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最終更新日:2024年10月18日

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性の政治Ⅱ

フェミニスト国際政治経済学
冷戦後グローバル・ガバナンスの中で、ジェンダー平等は多様なアクターに共有される共通の規範として確立されてきました。他方で、新自由主義グローバリゼーションは、フェミニズムの目標にとって深刻なジレンマをもたらしています。この講義では、市場と国家を中心とする国際経済・政治の見方に対するフェミニスト批判をたどり、グローバル資本主義と国家システムの変容とジェンダー関係がどのように相互に関連してきたのかを見ていきます。そして、日本におけるわたしたちの日常と繋ぎながら、フェミニズムを組み込みつつ展開するグローバルな権力関係に対してどのような抵抗が可能かについても議論したいと思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51324
CAS-GC1C29L1
性の政治Ⅱ
本山 央子
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1.イントロダクション  2.経済学批判とフェミニズム 3.労働とは何か・労働者とは誰か 4.世界資本主義の中の労働と女 5.社会的再生産とは何か 6.新自由主義グローバリゼーション 7.継続する原始的蓄積 8.グローバル・ガバナンスとジェンダー主流化 9.新自由主義ガバナンスとフェミニズム 10.普遍的人権とポストコロニアリズム 11.戦争・平和・安全保障と「女性」 12.国家外交とフェミニズム 13.まとめとディスカッション:グローバルな権力関係と日常・フェミニズム
授業の方法
講義および学生同士のディスカッション
成績評価方法
出席とレポート(4回以上の欠席の場合は単位は認められません)
履修上の注意
配布テキストは必ず事前に予習していることを前提として授業を行います。