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最終更新日:2024年10月18日

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ダイバーシティと法

LGBTQ+と人権
この講義のテーマは「LGBTQ+と人権」です。2013年に国連が「自由と平等キャンペーン」を立ち上げ、LGBTQ+に関する人権保障に向けた国際的な取り組みが本格化して約20年が経過しました。世界では同性同士で結婚して家庭を築いたり、自らの望む性別のあり方で平穏に生活でき国や地域が飛躍的に増えてきました。一方、同性を好きになることが死刑を含む刑罰の対象となったり、性別のあり方があいまいなだけで暴力や殺害の危険にさらされる国や地域もあります。
この講義では、日本のLGBTQ+関連の法政策の現状について、諸外国との比較や国際人権法の視点を取り入れながら学びます。主にLGBTQ+に関連する判例や法律、政策などを読み解きながら、ジェンダーやセクシュアリティに敏感な人権保障のあり方を考えます。なお、時事問題等により授業計画には若干の変更が予想されます。ご了承の上、履修してください。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51322
CAS-GC1C14L1
ダイバーシティと法
谷口 洋幸
A1 A2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
51530
CAS-GC1C14L1
ダイバーシティと法
谷口 洋幸
A1 A2
火曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1 導入講義:この科目で何をどう学ぶか【リアルタイムオンライン型】 2 国際人権とLGBTQ+①:日本への改善勧告 3 国際人権とLGBTQ+②:国際人権法上の取り組み 4 性愛と法①:府中青年の家判決を読み解く 5 性愛と法②:ソドミー法と人権 6 性愛と法③:比較法からみた同性婚 7 性愛と法④:性別による婚姻制限と人権 8 性別と法①:ブルーボーイ裁判を読み解く 9 性別と法②:戸籍法による性別記載の訂正 10 性別と法③:性同一性障害者特例法の現状と課題 11 性別と法④:性のあり方と人権をめぐる課題 12 LGBTQ+と時事問題① 13 LGBTQ+と時事問題②
授業の方法
担当者による講義がメインとなります。なお、教室・受講生数などの条件が整えばグループワークやグループディスカッションを取り入れる予定です。
成績評価方法
・平常点60%(ミニッツペーパー(授業のまとめ、感想、課題への回答など)、講義への積極的な参加姿勢(講義中の質問や発言など)) ・期末レポート40%(形式・分量・締切等の詳細は講義内で指示します)
履修上の注意
講義題目に関心のある方の受講を希望します。