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最終更新日:2025年4月21日

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政策分析・立案の基礎

政策分析・立案の基礎
(目標)政治プロセスの中での官僚の役割や機能等を理解する。
(概要)民主主義の下での政策の企画立案過程は企業の経営管理(意思決定会計)に比べて非常に複雑であ る。そこで、両者の違いに言及しつつ、体系的な知識の取得と事例による理解を試みる。
 なお、政策の企画立案過程を中心とする本講義と、政策の執行管理過程を中心とする『公共管理論Ⅱ』の両方を履修することが望ましい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5130010
GPP-MP6Z30L1
政策分析・立案の基礎
大西 淳也
A1 A2
水曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
以下の構成を目安とする。なお、事例に適宜言及しつつ進めるので、多少進度が変わる可能性がある。また、今後、授業計画の変更はありうる。 ①概要等(コースの概要、企業と行政の経営管理、政策の企画立案プロセスと企業の意思決定会計等) ②公共政策、政策科学、公共政策学(教科書1・2章) ③問題の設定(教科書3章) ④小テスト❶、政策案の設計⑴-構造化(教科書4章) ⑤政策案の設計⑵-政策手段(教科書5章) ⑥政策案の設計⑶-規範(教科書6章) ⑦小テスト❷、政策案の決定⑴-合理性(教科書7章) ⑧政策案の決定⑵-利益~制度(教科書8・9章) ⑨政策案の決定⑶-制度~アイデア(教科書9・10章) ⑩政策の政治的意思決定プロセス ⑪小テスト❸、政策の実施と評価(教科書11・12章) ⑫レポート提出、政策の評価と新しい動き(教科書12・13章) ⑬理解度の総確認と総復習
授業の方法
・教科書のポイントを基本に、適宜論点を補足しつつ、知識取得のための講義を行う。  なお、知識を体系的に取得することによって、学生自身による今後の応用がより容易になると考えている。 ・知識取得のための講義を行った上で、できる限り大きな事例を題材に、理解を深めるために事例の紹介を行う。
成績評価方法
・配点は、平常点40点、小テスト各10点×3回、総確認15点、レポート15点。 ・平常点は出席状況、発言状況等で判断する。なお、発言状況は発言内容の明瞭性・簡潔性・適宜性で判断する。 ・小テスト及び総確認については、基礎的な内容の理解度の確認を目的とする。 ・レポートについては、講義で詳述していない事例から適宜1つを選択し調べた上で、問題の設定、政策案の 設計、政策案の決定のいずれかにポイントを絞って記述する。分量はA4で2~3枚程度を目安とする。
教科書
秋吉・伊藤・北山『公共政策学の基礎 [新版]』有斐閣ブックス, 2015年。
参考書
必要に応じ、授業において紹介する。
履修上の注意
・教科書の該当箇所をあらかじめきちんと読んだ上で授業に臨むことを求める。 ・公務員であれ企業勤務であれ、集中力を維持しつつヒトの話を聞き、ポイントを押さえたメモを作ることは仕事の基本である。したがって、授業においてもその基本動作の繰り返しを求める。 ・積極的に脱線するので、よく聞き、授業を膨らませるような適宜の反応をすることを求める。
その他
・オフィスアワーは特に設けないが、要すればメールにてアポを取った上で、研究室に来訪のこと。 ・自らの失敗談は積極的に伝授するので、決してまねをしないこと。