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最終更新日:2024年10月18日
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文理融合ゼミナール(メディアと芸術)
音が鳴る物を手作りする。この作業から自分を客観視する。(「物と体と音についての実習」というタイトルで表記されている場合もあります。)
毎回の授業で、ひとりひとつずつ、音が鳴る物を手作りします。作業を通じて、自分の体の働き方を見つめ直します。手で材料を加工し、音を鳴らし、耳で聞き、そして手の作業を繰り返し、再び音を鳴らして、耳で聞き、手の作業を重ね、音の鳴り具合を確認し、手の作業に戻るといった、からだ全体の連携とフィードバックの現象に自分を投入します。音を媒介に耳と手と体の連携を見直す作業です。普段は使わない思考回路の開通作業でもあります。理屈で音が鳴る仕組みを理解することと同時に、またそれ以上に鳴り物の音の具合に耳を澄ませながら、手触りや手探りを頼りに次の手作業を試みる、という作業です。そして自分を客観視することを目標とします。
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