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イノベーションの経済学

イノベーションの経済学
本講義では、経済学の観点からイノベーションに係わる諸トピックにアプローチする。第一に、イノベーションの測定にあたっての視点として、俯瞰的アプローチと微視的アプローチを紹介する。その中で、俯瞰的アプローチにおける国際的な取り組みを歴史的に俯瞰しながら、わが国で行われた調査の主要結果を概観する。第二に、微視的アプローチの意義とその内容を理論的な観点も加味しつつ説明する。その上で、社会的・経済的にインパクトを与えたイノベーション事例をいくつか選定し、微視的アプローチを具体的に応用する。第三に、イノベーションの測定に関する論点を踏まえて、イノベーション創出についての市場の役割と政策への含意について考察を加える。
なお、経済学のバックグラウンドのない受講者も歓迎し、分析に用いる基礎的なミクロ経済学の知識から最近の実証手法(構造推定手法)について講義の中で解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5123275
GPP-MP6E20L1
イノベーションの経済学
五十川 大也
S1
集中
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教室
国際学術総合研究棟 SMBC Academia Hall
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
01. イントロダクション 02. イノベーション測定における俯瞰的アプローチと微視的アプローチ 03. 微視的アプローチ(1):構造推定に基づくイノベーション測定手法 04. 微視的アプローチ(2):離散選択モデルを用いた需要推定 05. 微視的アプローチ(3):生産性の測定 06. 事例分析(1):太陽光発電 – 公的補助の役割 07. 事例分析(2):ハイビジョンテレビ – 補間財の役割 08. 事例分析(3):スタチン系製剤 – フォローオン・イノベーションの役割 09. 事例分析(4):携帯電話 - スイッチング・コストの評価 10. 事例分析(5):製鉄技術 - ユーザー・イノベーション 11. イノベーション調査に見るわが国のイノベーション 12. イノベーションの創出に向けた市場の役割と限界 13. 市場の失敗と科学技術イノベーション政策、講義のまとめ ※授業の進捗や受講者の要望により、内容と順序には変更がありうる。 日程は以下の通り。 4/25(土)1~5限 5/ 9(土) 1~5限 5/10(日) 1~3限
授業の方法
講義と受講者による発表による。イノベーションに関する日本語文献について、最低1回の発表を各受講者に課す予定である。文献はイノベーション分析の個別事例に関するものであり、開講時に具体的な文献を指示する。(受講者数等によって形式の変更がありうる。) 本年度の授業はZoomを活用して行う見込みである。URLなどの授業に関する連絡及び授業資料の配布はITC-LMSで行う予定であるので、履修者は定期的に確認しておくこと。 状況的に授業形式等は適宜変更がありうる。
成績評価方法
講義中の発表とレポート(1回)による。
教科書
大橋弘編(2014)「プロダクト・イノベーションの経済分析」東京大学出版会.
参考書
授業の中で適宜指示する。
履修上の注意
特になし。
その他
本授業は「東京大学科学技術イノベーション政策の科学(STIG)」教育プログラムに含まれています。 関心を持たれた方はウェブサイト(https://stig.pp.u-tokyo.ac.jp/*****)をご確認ください。