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最終更新日:2022年10月20日

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現代ヨーロッパにおける国家とデモクラシー

ユーロ危機とEUの民主的正統性
過去10年間、EUはさまざまな試練に直面してきた。とりわけ、ギリシア債務危機に始まった最初の「ユーロ危機」では、危機の中でとられた一連の対応がEUに内在する「民主的正統性」の問題を浮き彫りにすることになった。長年にわたりEUと加盟国のガバナンスについて考察を重ねてきた第一人者が、委員会を初めとする諸機関での参与観察を加味して分析を深めた近著をとりあげ、EUのあり方について考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5122394
GPP-MP6P20L1
現代ヨーロッパにおける国家とデモクラシー
平島 健司
A1 A2
水曜2限
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教室
本郷その他(学内等) 社研本館308号室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
以下に示すように、おおむねテキストに沿って授業を進める。 第1回 Vivien A. SchmidtとEUの民主的正統性論の系譜 第2回 Introduction(3部構成のテキストの概観) <<EUの正統性>>(第1部) 第3回 正統性論の構成:「入力」と「出力」、そしてThroughput 第4回 引き裂かれたEUの正統化メカニズム <<ユーロ危機におけるThroughput正統性>>(第2部) 第5回 ユーロ危機に対する対応方針(governing by rules and ruling by numbers) 第6回 欧州理事会 第7回 ECB 第8回 欧州委員会 第9回 欧州議会 <<ユーロ危機における「入力」・「出力」正統性>>(第3部) 第10回 危機対応の有効性とパフォーマンス 第11回 加盟国における入力の政治 第12回 結論 第13回 本書における民主的正統性論とdiscursive institutionalismによる説明  の有用性:総括
授業の方法
演習のねらいと「民主的正統性」問題について概観した後、参加者の中から各回の報告担当者を決め、報告に続いて質疑応答と討論を行う。
成績評価方法
平常点による。
教科書
Vivian A. Schmidt, Europe's Crisis of Legitimacy. Governing by Rules and Ruling by Numbers in the Eurozone, Oxford University Press, 2020. テキストは図書室に備えるほか、必要に応じて関連資料は当方から提供する。
参考書
Vivian A. Schmidt, Democracy in Europe. The EU and National Polities, Oxford University Press, 2006. Fritz W. Scharpf, Governing in Europe, Oxford University Press 1999.
履修上の注意
対面形式で実施する予定。報告の担当だけではなく毎回の議論への積極的な参加が求められる。初回については、学期開始前に改めてお伝えします。