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最終更新日:2024年4月22日

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先進国の比較政治

政党と政党システム
事例研究を基礎とする比較政治学の手法を用いて、政党システム論の基礎を確認しつつ、その拡張の可能性を検討します。受講生には、「理論」の構築過程を確認することで、比較政治学が持つ可能性と限界を理解して自身の研究や実践的な活動にその知見を活かすことを期待すします。

議論の前提となる諸前提に起因する理論の射程を意識しつつ、理論を自ら構築し、かつ、実際の分析に活用するための能力を高めることを目標とします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5122215
GPP-MP6P20L1
先進国の比較政治
古賀 光生
A1 A2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
以下の予定で講義を進めます。 01.オリエンテーション:講義の進め方と基本的な発想について 02.イントロダクション:政党研究の課題と展望 03.組織としての政党(1):古典的政党類型論の歴史的背景 04.組織としての政党(2):現代の政党論 05.組織としての政党(3):政党行動論 06.政党と選挙(1):選挙制度と政党の競争 07.政党と選挙(2):政党システム論 08.政党と議会:議会運用のモデル化 09.政党と連立(1):古典的モデルとその限界 10.政党と連立(2):連立研究の現在 11.政党と執政(1):議院内閣制の「大統領制化」と政党組織の関係 12.政党と執政(2):準大統領制と政党ブロック 13.講義のまとめ
授業の方法
講義による。
成績評価方法
学期末試験(100%)。
教科書
特定の教科書は使用しない。
参考書
参考文献は適宜指示するが、さしあたり、以下を通読しておくことが望ましい。 馬場康雄・平島健司『ヨーロッパ政治ハンドブック』東京大学出版会、2010年。 伊藤武・網谷龍介『ヨーロッパ・デモクラシーの論点』ナカニシヤ出版、2021年。
履修上の注意
政治学とヨーロッパ政治史の講義を履修済みであることを前提に講義する。