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最終更新日:2025年4月21日

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先進国の比較政治

政党と政党システム
事例研究を基礎とする比較政治学の手法を用いて、政党システム論の基礎を確認しつつ、その拡張の可能性を検討します。受講生には、「理論」の構築過程を確認することで、比較政治学が持つ可能性と限界を理解して自身の研究や実践的な活動にその知見を活かすことを期待すします。

議論の前提となる諸前提に起因する理論の射程を意識しつつ、理論を自ら構築し、かつ、実際の分析に活用するための能力を高めることを目標とします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5122215
GPP-MP6P20L1
先進国の比較政治
古賀 光生
A1 A2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
以下の予定で講義を進めます。 01.オリエンテーション:講義の進め方と基本的な発想について 02.イントロダクション:政党研究の課題と展望 03.古典とその現代的意義(1):ダウンズのモデルと政党の行動 04.古典とその現代的意義(2):ライカーのモデルと政党の権力追求 05.古典とその現代的意義(3):サルトーリの分極多党制 06.歴史の中の政党(1):世紀転換期から第二次大戦まで 07.歴史の中の政党(2):高度成長期から現代まで 08.新しいモデル(1):政党内の行為主体への注目 09.新しいモデル(2):政党内の意思決定への注目 10.具体的な運用(1):選挙と政党 11.具体的な運用(2):議会の運用と政党 12.具体的な運用(3):連立モデル 13.講義のまとめ
授業の方法
講義による。
成績評価方法
学期末試験(100%)
教科書
特定の教科書は使用しない。
参考書
参考文献は適宜指示するが、さしあたり、以下を通読しておくことが望ましい。 馬場康雄・平島健司『ヨーロッパ政治ハンドブック』東京大学出版会、2010年。 伊藤武・網谷龍介『ヨーロッパ・デモクラシーの論点』ナカニシヤ出版、2021年。
履修上の注意
政治学とヨーロッパ政治史の講義を履修済みであることを前提に講義する。