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最終更新日:2024年4月22日

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国際海洋法制度概論

海洋にかかわる国際法上の問題は、日本の対外関係および国際法実務において重要なものとなっている。そこで、本授業では、海洋にかかわる国際法制度の全体的な枠組について理解を深めることを目的とする。その検討のための具体例として、領海警備、大陸棚延長と境界画定、資源探査や科学調査を含めた海洋調査規制など、近年、日本との関連で実際に懸案となっている諸事象をとりあげて考察する予定である。

担当者によるリレー講義(オンライン)の形式で進める。質疑応答を通じて、多様な参加者とのディスカッションを取り入れる。学際海洋教育プログラム科目の一つである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5121500
GPP-MP6L20L1
国際海洋法制度概論
西村 弓
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
初回は4月11日です。 I.イントロダクション:海洋法の法源、規制構造 II.海域ごとの法制度 1.内水 2.領海 3.接続水域 4.公海 5.大陸棚、排他的経済水域 III.事項ごとの規律 1.生物資源の保存・管理 2.海洋環境の保護 3.海洋科学調査 IV.海洋紛争の処理
授業の方法
担当者によるオンラインのリレー講義の形式で進める。 質疑応答を通じて、多様な参加者とのディスカッションを取り入れる。 UTOLにレジュメ等をアップロードするので、適宜手元に準備のこと。
成績評価方法
平常点およびレポートにより成績を評価する。
教科書
購入する余裕のある場合には、[1]『国際条約集』(有斐閣)、[2]『国際法判例百選(第3版)』(有斐閣)または『判例国際法(第3版)』(東信堂)、[3]山本草二『海洋法』(三省堂)または、同『国際法(新版)』(有斐閣)を参照すること。詳しくは第1回目に指示する。
参考書
文献は随時指定し、必要に応じてUTOL上で配布する。海洋法に関する条約・国内法を収録したpdfを配布する。
履修上の注意
国際法や法律に関する科目の既修者であることを求めないが、未修者は国際法の概説書に目を通しておくことを強く推奨する。
その他
学際海洋教育プログラム科目の一つである。