大学院
HOME 大学院 上級金融商品取引法
過去(2021年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

上級金融商品取引法

上級金融商品取引法
金融商品取引法の基礎を理解していることを前提としながら、近年の法改正や実務上の問題となることの多い論点を取り上げ、問題の背景や争点、その経済的・社会的な影響をも含めた深い理解に努める。狭義の金融商品取引法だけでなく会社法や投資信託法などの関連法令の検討、米国等外国の法制度との比較検討も行う。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5121272
GPP-MP6L20L1
上級金融商品取引法
大崎 貞和
A1 A2
火曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
第1~2回 金融商品取引法の構造と最近の法改正(暗号資産への適用など) 第3~4回 インサイダー取引規制(日米比較、情報伝達規制など) 第5回 フェア・ディスクロージャー・ルール 第6~7回 上場会社のコーポレートガバナンス 第8~9回 公開買付規制・大量保有報告制度 第10~11回 金融商品取引業者に対する規制(プロ向けファンド、高速取引行為者、PTS、顧客本位の業務運営など) 第13回 証券投資法人制度
授業の方法
双方向的授業を試みる。
成績評価方法
筆記試験を行う。(配点:90点) 平常点を考慮する。(配点:10) 成績をA+・A・B・C・C-・Fで評価する。
教科書
必要な教材(レジュメ・資料等)は、ITC-LMSに掲載する。 授業の過程で金融商品取引法とその政府令及び関連する他法令に言及するので証券六法(大日本法規)(9月に令和4年版が出版される見込み)が手元にあると便利だが、高価なため、インターネットのe-Govなどで適宜検索し参照することでも可。
参考書
神田秀樹=神作裕之編『金融商品取引法判例百選』(有斐閣2013) 山下友信=神田秀樹編『金融商品取引法概説』<第二版>(有斐閣2017) 黒沼悦郎『金融商品取引法』<第二版>(有斐閣2020) 松尾直彦『金融商品取引法[第6版]』(商事法務2021)
履修上の注意
本学におけるSセメスターの「金融商品取引法」の授業を履修したことを前提とはしないが、証券市場の基本的な仕組みや金融商品取引法についての入門的・初歩的な理解があることが望ましい。