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最終更新日:2023年10月20日

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民族問題と地域紛争

2022年2月に始まった露ウ戦争は、①ソ連末期以来の分離紛争管理の失敗、②民族・言語・宗教紛争、③国際関係上の現状維持と修正主義の衝突という三要因が相乗したものである。戦争という焦眉の問題でありながら、大きな知的広がりを持った考察対象なのである。本演習では、マスコミ等でよく議論される③は扱わず、比較政治学上重要な①②を扱う。
国際社会がかねてより直面していながら自覚化されていない問題を検討する。「民族は構築される(作られる)というのなら、なぜ紛争を避ける方向で民族範疇を設定できないのか」、「分離政体は、なぜ連邦制では満足できないのか。苦しい非承認状態に耐えるのか」、「マイノリティよりもむしろ基幹民族(マジョリティ)の位置付けが国家建設の危機を呼ぶことが多いが、それはなぜか」、「この戦争においては正教会が反戦的でないのはなぜか」などである。紛争を観察しながら、問いを立てる能力そのものを涵養する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5112243-5
GPP-MP5P10L1
民族問題と地域紛争
松里 公孝
S1 S2
火曜5限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
Robert Jackson, The Global Covenant: Human Conduct in a World of States (Oxford University Press, 2000)の主要な章を読む。その後、カラバフ紛争、モルドヴァ、ウクライナ危機に関する英語圏の代表的な文献を読む(順次指定)。
授業の方法
最初に担当者が章または論文内容を要約する報告を行う。その後、討論する。
成績評価方法
英文読解の正確さと討論参加の積極性で成績をつける。
教科書
Robert Jackson, The Global Covenant: Human Conduct in a World of States (Oxford University Press, 2000) 購入は義務ではなない。
参考書
順次指定
履修上の注意
自分の担当章以外も、できるだけ事前に読んでから出席するように。報告担当者にはTA及び私が読解上の援助をする。