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最終更新日:2024年10月18日

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Winter School on Japanese Law

日本法ウィンタープログラム Winter School on Japanese Law
・英語で日本法を学ぶ機会を広く提供するプログラムであり、アメリカ、オーストラリア、韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国、ベルギーなど各国からの学生が参加する予定である。本学の学生にとっても、世界各国の学生や、海外で活躍する日本の一線級の実務家・研究者と議論し、大いに見聞を拡げ、将来に向けての継続的な交流の手がかりを得る場となることが見込まれる。
・講師が単に日本法の講義を行うというのではなく、多様なバックグラウンドを持つ参加者間でのディスカッションを通じて、日本が直面する現在の法的な問題に取り組むことを想定している。また、最高裁判所や法律事務所の見学を予定しており、学生の間に日本の法実務に触れる良い機会にもなろう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5111230
GPP-MP5L10L3
Winter School on Japanese Law
沖野 眞已
A1 A2
集中
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講義使用言語
英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
・集中講義(2025年2月4日~9日) ・講義内容、担当教員は以下の通りである。 Theme: “Perspectives on Japanese Law in a Changing Global Context” 1. Introduction – The Rule of Law: Perspectives on Japan and East Asia in a Changing Global Context Prof. Dimitri VANOVERBEKE Prof. Ken ENDO Prof. Kentaro MATSUBARA 2. Exploring the Intersection of International Law and the Japanese Legal Order: With a Specific Focus on Human Rights Prof. Koji TERAYA 3. Evaluating Japan’s Approach to Criminal Justice: Paragon or Pariah? Prof. Carol LAWSON (Comparative Law, Criminal Justice Regulation) 4. Entertainment Law: Things you need to know about Japanese Entertainment Law A/Prof. KANEKO Takehiro (Copyright Law, Entertainment Law, Sports Law) 5. Keeping Japanese Capitalism Fair: Insights into Competition Law Prof. Simon VANDE WALLE (Competition law) 6. Corporate Law and Practice: Who are Stakeholders and how can they make Corporate Activity sustainable? Prof. MATSUI Tomoyo (corporate law) 7. Artificial Intelligence and Law: Latest Trends Visiting A/Prof. HABUKA Hiroki (innovation and law, agile governance) 8. Wrap up – Why Study Japanese Law? Prof. TAMARUYA Masayuki (comparative law, trust law) Excursion: Visit to law firms, Visit to the Supreme Court, etc.
授業の方法
・法学政治学系総合教育棟(ロースクール棟)において、対面形式で実施する。 ・法律事務所や最高裁判所の見学を予定している。 ・海外学生・本学学生合わせて、40~50名程度の参加者を見込んでいる。クラス分けはしないが、可能な限りインタラクティブな形式で授業を行う。
成績評価方法
・平常点による。定期試験およびレポートは実施しない。
教科書
・指定しない。
参考書
・英語による日本法の入門書ないしは教科書として、以下のものが著名である。英語で日本法にアクセスしようとした場合に、どのような知識が得られるのかを知るのに便宜である。 Hiroshi Oda, Japanese Law, 4. ed., 2021 Anderson Mōri & Tomotsune, Introduction to Japanese Business Law & Practice, 5. ed., 2021 Colin Jones, Frank Ravitch, The Japanese Legal System in a Nutshell, 2020 Colin Jones, Frank Ravitch, Japanese Legal System(Hornbook Series), 2018
履修上の注意
・参加者には、自国の法学をある程度学習していることが求められる。 ・【10月3日(木)4限】に説明会を開催するので、履修希望者は必ず出席すること。詳細は以下のリンク先を確認すること。 https://www.pp.u-tokyo.ac.jp/***** ・履修登録の時期や方法等については、上記の説明会で説明するほか、各種の掲示板にて周知する。 ・毎年開講するが、複数回受講することはできない。 ・申込多数の場合は、志望理由書の記載内容等により、履修許可者を決定する。 ・法曹養成専攻については、本演習で取得する単位は、履修上限単位数に算入されるため、注意すること(サマースクールと同様である)。 ・法学部については、本演習で取得する単位は、キャップ制の対象外である(サマースクールと同様である)。 ・公共政策大学院については、本演習で取得する単位は、1年間の履修上限単位数に算入されるため、注意すること。 ・本演習の実施時期は、法学部の定期試験(2年次専門科目)の日程と一部重なっているが、本演習に参加することで定期試験を受験できない場合、特別な配慮はない。 For the GraSPP Students: - Participants are expected to have some knowledge of laws in their own jurisdiction. - Participants are required to attend the orientation session which will be held in October 3. Please check the following link and register in advance if you need explanations in English. https://www.pp.u-tokyo.ac.jp/***** - when and how to register for courses will be made known on the website of GraSPP in due course.
その他
・授業は平易な英語で行われるうえ、講師は全員法学政治学研究科の教員であり、日本語も話せるので、気負わずに積極的に参加してほしい。