大学院
HOME 大学院 法制執務の基礎と応用-法治国家の政策対応
過去(2021年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

法制執務の基礎と応用-法治国家の政策対応

法制執務の基礎と応用-法治国家の政策対応
政府の各府省は、所管法令について、個別事案に応じた解釈運用を行うとともに、新たな政策課題に対応した制度改正を行うべく企画立案事務を遂行している。本講義は、こうした法令の解釈運用と企画立案に当たって必要となる基礎的・技術的な事項を解説し、併せて、立法過程の仕組みを概観することにより、法令解釈、立法技術、立法過程の三分野にわたって、法制執務に携わるために必要な知識を養成することを目標とする。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5111200
GPP-MP5L10L1
法制執務の基礎と応用-法治国家の政策対応
外山 秀行
S1 S2
火曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
はじめに、法令の種類・効力など、法制執務の一般的事項を確認した上で、論理解釈の意義、手法、事例を中心に、法令解釈に関する基礎的な事項を解説する。次に、法令の企画立案について、法形式の選択、本則及び附則の規定の構成、条項の構造、一部改正方式、用字・用語など、条文作成に必要な一連の技術的事項を説明する。最後に、立法過程について、法案の国会提出の前後に分けて、制度の枠組みや実際のプロセスを概観する。
授業の方法
法令解釈、立法技術、立法過程の三分野について、法制執務に必要な知識が習得できるよう、資料を配付し、基礎的な事項や具体的な事例を解説する。各分野の講義が終了した後に、参加者から、講義の感想や事例の研究を内容とするコンパクトなレポートの提出を求める。
成績評価方法
授業への参加状況とレポートの内容により評価する。
教科書
「法令実務 基礎講座」外山秀行(同文舘出版)
参考書
「法令実務 基礎講座」外山秀行(同文舘出版)
履修上の注意
教科書を購入し、毎回、持参すること。