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最終更新日:2024年10月18日
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平和構築論
平和構築の実践
ASEAN域内で、インドネシアは2億6000万人の人口を抱え、資源大国である。インドネシアの国内の治安維持において、分離運動、共産党、テロ活動の抑止は大きな比重が置かれていた。本授業では分離運動のひとつである東ティモールをとりあげて、受講者に論文を分担報告してもらい、東ティモールにおける平和構築活動について理解を深めてもらう。そのうえで、東ティモール国家警察に市民警察について第三国研修をした、インドネシア国家警察のことをとりあげる。日本警察はインドネシア国家警察改革の「お手伝い」を20年以上にわたって実施してきた。国軍から「独立」したインドネシア国家警察がどのように変化したのか/変化しなかったのかを、長期にわたって現地に赴いた専門家やプログラムマネージャー、さらにはインドネシア国家警察関係者の話を聞いてみる。クリスマス前には期末レポートの中間報告も行ってもらう。最後に和解の試みについて講話を聞く。講師の手配状況によっては、歴史認識を含む日本の事例をとりあげるかもしれない。
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