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最終更新日:2024年10月18日

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古典語初級(ギリシア語)Ⅱ

古典ギリシア語初級(後半) Elementary Greek (second half)
※当授業はSセメスターの「古典ギリシア語初級(前半)」(科目名:私の担当する「古典語初級(ギリシア語)I」)の続きである.これを履修していない場合,その内容を自習しておく必要がある.Aセメスターで扱う内容の概要は以下の「授業計画」に記載されている.Sセメスターで扱った内容は「関連ホームページ」に記載されているので確認しておくこと.Sセメスターで使用したテキストは,UTOL上に当授業のコマが設定され次第載せるので,Aセメスターからの受講者は確認しておくこと.

I. 目標

初級文法を一年かけて学び,古典ギリシア語で書かれた文章を,辞書と文法書を使えば読めるようにする.

II. 概要

Aセメスターの授業の主な内容は次の三つである.

A. 動詞の活用を覚える.
B. 単文の主要な構文を覚える.
C. 複文の主要な構文を覚える.
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51096
CAS-GC1Lu2L1
古典語初級(ギリシア語)Ⅱ
松浦 高志
A1 A2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回:アオリスト組織[オンライン授業] 第2回:アオリスト組織(つづき)[これ以降対面授業] 第3回:完了組織 第4回:動詞の活用の残り 第5回:統語論(1):文法的一致・定冠詞 第6回:統語論(2):格・前置詞 第7回:統語論(3):単文の表現法 第8回:統語論(4):間接話法(前半) 第9回:統語論(5):結果文・目的文 第10回:統語論(6):条件文・理由文 第11回:統語論(7):関係文・時の節・間接話法(後半) 第12回:統語論(8):状況説明分詞 第13回:原典講読 105分授業との差分の15分間は各自での小テストの実施に充て,小テストの内容は暗記しているものとして授業を進める.
授業の方法
I. 概要 1, 当授業は90分授業(教養学部の基本方針どおり). 2, 第1回はオンライン授業,第2回以降は対面授業(教養学部の基本方針どおり). 3, 講義形式.ただし練習問題の答え合わせは受講生が順番に発表していく形式. II. 授業の進め方 授業は次のように行う.第1回はa, d, e, fのみ行う. a. [授業前]必要があれば教材を事前にダウンロードしておく. b. [105分授業開始時刻]小テスト用紙配布開始. c. [90分授業開始]練習問題の答え合わせ(受講生が順番に発表). d. 教材を配布し新たな文法事項を学習する. e. 次回の小テストと練習問題の指示. f. [授業後]小テストのための暗記を行い,練習問題を解いてくる. 小テストの用紙は105分授業開始時刻(16:50)に配れるようにしておくので,それを受け取って90分授業開始時刻(17:05)までに実施してもよいし,ほかの時間に実施してもよい.
成績評価方法
I. 概要 練習問題・原典講読の発表状況(50点) 提出課題(20点) 小テスト(30点) Sセメスターとは異なり,学期末試験は実施しない.提出課題は,ふだん口頭で発表している練習問題を,書いて提出するもの.学期中に2回程度課す. II. 採点基準 おおむね次のようになるように採点を行う予定である. 50点:形態をある程度理解しており,練習問題を解いてきている. 65点:形態をだいたい理解しており,練習問題を解く際にそれを用いている. 80点:形態をほぼ理解しており,構文や語法に注意して練習問題を解いてきている. 90点:形態や構文,語法をほぼ正しく理解しており,自分の言葉で正しく説明できる. 練習問題を解く際は,単語の形態(名詞なら性・数・格,動詞なら法・時称・相・数・人称など)をきちんと調べておき,また構文や語法については教材のどの項目に説明があるかを調べておくと上達が早い.すなわちそのようにすれば,練習問題をよく理解して解くことができ,ギリシア語の原典も正確に理解することができるようになる.単に上手(に見えるよう)な和訳ができただけでは評価を得ることができないことに注意せよ.逆に和訳がぎこちなかったとしても,形態や構文等について教材の内容をきちんと理解した上でのものであれば評価は高くなる. III. 小テスト 小テストの内容は主に変化表の単なる暗記であり,90分授業の時間外(105分授業との差分)に各自で実施する形式である.そのため公平性を確保した上で厳密に採点することが難しい.したがって採点の際にはその点を考慮する.ただし小テストで扱う内容はいずれも暗記しているものとして授業を進めるので,その点に注意して取り組むこと.
履修上の注意
I. 履修前の予備知識 この授業はSセメスターの「古典ギリシア語初級(前半)」(科目名:私の担当する「古典語初級(ギリシア語)I」)の続きであるから注意すること.なお,Aセメスターには「古典ギリシア語初級(前半)」に相当する授業は開講されていないので,計画的に履修すること. II. 予習と復習 予習は不要.可能な限りプリントを木曜日までにUTOLにアップロードするように心がけるので,希望者はそれを用いて次回の授業内容を概観することができる. 復習は4時間程度必要(2単位の授業の標準的な授業時間外の学修時間).小テストの暗記に1時間以内,練習問題(和訳等)に3時間程度を想定している.履修者の負担の程度を見ながら,練習問題等の分量を適宜調整する.