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最終更新日:2024年9月17日

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統計データ解析Ⅰ

統計データ解析Ⅰ
統計データ解析Iでは,受講者が統計ソフトウエアを用いた実験によって確率的現象に慣れ,統計推測法の意味を理解し,データ解析の方法を実習する.統計ソフトウエアRの使い方を学んだあと,シミュレーションによってランダムネスと極限定理を体験する.後で必要になる確率分布を学び,基本的な記述統計量と標本分布に関する基礎事項を学習する.推測統計における基礎的な推定・検定法,および分散分析,回帰分析の方法を,データ処理を通じて実習する.統計データ解析IはAセメスターに開講し,基礎的な数学を習得した学生は本講義の内容をより深く理解することができる.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50993
CAS-GC1F19L1
統計データ解析Ⅰ
鎌谷 研吾
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
講義内容はおおむね以下の通りであるが,担当教員によっては順序や内容に一部変更が加えられる場合がある. 1.統計ソフトウエアR入門 Rの基本的な使い方を学ぶ. 2.データのプロット Rのグラフィックス機能を使い,データを見やすく表示する. 3.シミュレーションと極限定理 極限定理は統計学の基本である.ここではシミュレーションによって現象を観察する. 4.確率分布 確率分布の基礎と幾つかの例を学習する. 5.基礎的な記述統計量とデータの集約 データの様子を簡素にまとめる方法について考える. 6.推定 統計モデルに対して有効な推定法を学ぶ. 7.検定 データに基づき統計的仮説を検定する方法を扱う. 8.分散分析 一元配置,二元配置について学ぶ. 9.回帰分析 ある変量を他の変量で説明する回帰モデルを扱い,その推定,検定の方法を身につける.
授業の方法
はじめの数回で統計科学で標準的なソフトウェアであるRの使い方を解説し,それを用いた データ解析実習を行う.駒場情報教育棟の端末を用いて実習を行う予定である.
成績評価方法
レポートによる.
履修上の注意
第1回授業はオンラインで授業を実施するため,講義開始前にRとRStudio(フリー)を自身のPCにインストールしておくこと.インストール方法は,https://elf-c.he.u-tokyo.ac.jp/***** で動画で解説している.また,対面となる第2回以降も,駒場情報教育棟の端末ではなく,持参したノートPCを使って受講してもよい.ただし,インターネットへの無線接続は不安定となる可能性があるため,講義資料は事前にダウンロードしておくことを推奨する.