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最終更新日:2026年10月16日
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近現代史
日本帝国の総力戦と朝鮮・朝鮮人
日本帝国がアジアの新秩序建設・アジア解放を掲げて行った総力戦では、朝鮮が兵站基地として位置づけられ、食料供給の重要任務も課された。さらに、日本帝国の軍人・軍属となった者、軍需生産にかかわる事業所で仕事をさせられた朝鮮人、あるいは、慰安所に連れられた朝鮮人女性もいる。こうした直接的な動員の対象外となった朝鮮人も、日本帝国への忠誠を誓い、日本人に同化し、国策に協力することが強いられた。
その実態は、日本の学校教育ではあまり詳しく教えられない。そもそも、80年以上前に起きた出来事であり、現存する資料も少なく、語りにくい事実も多いことから、十分に史実が解明されているとは言い難い。そのため、不正確な情報が流され、この問題に真剣に向き合おうとする者の間でも、何がどこまでわかっているか自体が把握できていない様相を呈している。
そこで、できるだけ、同時代の史料を多く提示して、そこから何が読み取れるかを確認しつつ、日本帝国の総力戦のもとで朝鮮でどのようなことが起きていたのか、朝鮮人がそこで何を経験したのかを論じていく。
それを通じて歴史学の基礎的な手法を学ぶことも目指す。
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