学部前期課程
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最終更新日:2026年10月16日

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近現代史

日本帝国の総力戦と朝鮮・朝鮮人
日本帝国がアジアの新秩序建設・アジア解放を掲げて行った総力戦では、朝鮮が兵站基地として位置づけられ、食料供給の重要任務も課された。さらに、日本帝国の軍人・軍属となった者、軍需生産にかかわる事業所で仕事をさせられた朝鮮人、あるいは、慰安所に連れられた朝鮮人女性もいる。こうした直接的な動員の対象外となった朝鮮人も、日本帝国への忠誠を誓い、日本人に同化し、国策に協力することが強いられた。
その実態は、日本の学校教育ではあまり詳しく教えられない。そもそも、80年以上前に起きた出来事であり、現存する資料も少なく、語りにくい事実も多いことから、十分に史実が解明されているとは言い難い。そのため、不正確な情報が流され、この問題に真剣に向き合おうとする者の間でも、何がどこまでわかっているか自体が把握できていない様相を呈している。
そこで、できるだけ、同時代の史料を多く提示して、そこから何が読み取れるかを確認しつつ、日本帝国の総力戦のもとで朝鮮でどのようなことが起きていたのか、朝鮮人がそこで何を経験したのかを論じていく。
それを通じて歴史学の基礎的な手法を学ぶことも目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50946
CAS-GC1B52L1
近現代史
外村 大
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回 研究の現状と歴史認識をめぐる問題 第2回 朝鮮植民地支配の機構と政策 第3回 戦争の長期化と朝鮮社会の状況 第4回 民衆管理の実情と動員の前提条件 第5回 皇民化運動と志願兵制度 第6回 慰安婦とされた女性たち 第7回 労働力動員の実情 第8回 青年の錬成と徴兵制度の実施 第9回 文化・芸術と国策協力 第10回 思想転向と国策協力 第11回 民衆の動向と抵抗 第12回 解放後/戦後への影響 第13回 総合討論
授業の方法
教員からの講義とそれを受けての議論。
成績評価方法
毎回の課題提出と期末レポートをもとに成績を評価する。
履修上の注意
朝鮮近現代史の通史を一通り学んでから受講すること。