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最終更新日:2026年10月16日
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比較文化論
フランス美術史講義(近現代前衛美術におけるジャンルの越境)
この授業では、1880年代から1970年代までの100年間の近現代西洋の前衛美術の諸相を紹介します。主な地域としてはフランス、ジャンルとしては前衛的な視覚芸術を中心としながら、他地域の芸術関係性や、音楽・文学といった他ジャンルとの関係性についても考察の対象とします。
近現代の前衛美術は、それ以前の芸術との断絶という切り口から理解される傾向にありますが、実のところ、個々の作品にはそれぞれに異なる歴史的背景や同時代背景があり、単一の「歴史」や「意図」で語ることが困難な側面があります。
さらにこの時代は、視覚だけでなく、様々な感覚を刺激するような芸術的実践が、前衛芸術において展開されました。ここでは、次の3つの角度から近現代美術を語る基本的な手法を学ぶことを目的とします。
① 個々の作品や作者の実践はどのような様式や運動と関わっているのか
② 個別的あるいは集合的な芸術実践は、どのような理論や制度と関わっているのか
③ 個別的あるいは集合的な芸術実践と歴史や社会との関連性はどのようなものか
とりわけ③に関連して、消費社会やグローバリズム、戦争や植民地主義と芸術的諸動向の関係性についても検討します。
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