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最終更新日:2026年10月16日

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比較文化論

フランス美術史講義(近現代前衛美術におけるジャンルの越境)
この授業では、1880年代から1970年代までの100年間の近現代西洋の前衛美術の諸相を紹介します。主な地域としてはフランス、ジャンルとしては前衛的な視覚芸術を中心としながら、他地域の芸術関係性や、音楽・文学といった他ジャンルとの関係性についても考察の対象とします。
近現代の前衛美術は、それ以前の芸術との断絶という切り口から理解される傾向にありますが、実のところ、個々の作品にはそれぞれに異なる歴史的背景や同時代背景があり、単一の「歴史」や「意図」で語ることが困難な側面があります。
さらにこの時代は、視覚だけでなく、様々な感覚を刺激するような芸術的実践が、前衛芸術において展開されました。ここでは、次の3つの角度から近現代美術を語る基本的な手法を学ぶことを目的とします。
① 個々の作品や作者の実践はどのような様式や運動と関わっているのか
② 個別的あるいは集合的な芸術実践は、どのような理論や制度と関わっているのか
③ 個別的あるいは集合的な芸術実践と歴史や社会との関連性はどのようなものか

とりわけ③に関連して、消費社会やグローバリズム、戦争や植民地主義と芸術的諸動向の関係性についても検討します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50943
CAS-GC1A41L1
比較文化論
松井 裕美
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1.イントロダクション(純粋性とハイブリッド性) 2.前衛の展示室に入る 3.前衛の商店に立ち寄る 4.イメージを読み解く 5.「読めなさ」を楽しむ 6. 共鳴する色と音 7. 戦略としての転用 8. 規則と偶然 9. 個と集合性 10.イメージの生命と作者の死 11. 地図と国境 12. 支配と抵抗 13. 記憶と死
授業の方法
毎回授業前までにパワーポイントの資料をLMSで共有します。 ダウンロードして適宜参照してください。
成績評価方法
期末レポート(70%)と平常点(30%)
履修上の注意
初回授業はzoomで実施します。 S学期に開講した「美術論(フランス美術史講義 中世から近代まで)」とは異なる授業です。また、この授業を受講するにあたって、前提知識は必要ありませんが、中世から近代までの歴史(美術論の内容)を踏まえて本授業を受講したい方のために、下記の教科書を紹介します。 松井裕美『イメージの歴史をつむぐ』(東京大学出版会、2026年9月発売予定)
実務経験と授業科目の関連性
美術展企画経験がある教員による授業です。