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最終更新日:2025年10月17日

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文理融合ゼミナール(認知と芸術)

四コママンガ再発見
四コママンガは、そのフォーマットのコンパクトや、古今の多様なメディアへの浸透ぶりからすれば、ある意味で最も身近なマンガのサブジャンルといえますが、しかし従来のマンガをめぐる批評や研究のなかでは必ずしも盛んに分析されてきたとは言い難い分野でもあります。この授業では、わずか四コマという定型のなかにどのような表現の可能性が見出せるかを、既存の四コママンガを分析したり、受講者自身に四コママンガを制作してもらったりしながら実践的に探究します。四コママンガの制作といっても、参加者のひらめきに期待して大喜利大会を毎週やることが目的ではありませんから、たとえば既存の作品を再構成してみたり、偶然性を利用してアイデアを得たりといった実験的な試行錯誤をしながら進めていきます。したがって目標となるのは、「面白い四コママンガ」を描けるようになることよりも、「四コママンガの面白さ」を考え、言語化できるようになることです。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50936
CAS-IC2410S1
文理融合ゼミナール(認知と芸術)
三輪 健太朗
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
座学とワークを組み合わせて進めます。既存の四コママンガについて簡単な講義やディスカッションをしつつ、受講者自身に制作を行ってもらい、新たな気づきや発展的な問いを導き出すことを目指します。下記のようにいくつかの論点とそれに関連するワークを計画していますが、受講者の人数や関心、また進度に応じて内容や順序は柔軟に調整します。 01 ガイダンス 02 四コママンガの定義や歴史 03 既存の四コママンガを分析する 04 最初の/最後の一コマを考える 05 「起承転結」の再検討 06 形式の変換・再構成の実験 07 四コママンガ内のサブジャンル 08 タイトルの付与/削除がもたらす効果 09 四コママンガにおける「絵」や「コマ割り」の意味 10 コマが作り出すリズムの問題 11 アイデアと偶然性 12 最終課題 13 まとめ
授業の方法
講義とワークを組み合わせて進めます。
成績評価方法
授業への積極的な参加と課題等の提出物から総合的に評価します。
履修上の注意
受講者自身による制作などの実技を伴う科目となりますが、「授業の概要、目標」欄にも記した通り、参加者のひらめきに頼って大喜利大会のようなことをやるつもりはありませんので、「面白いものを描けなければいけない」というプレッシャーを過度に感じることなく履修してもらえればと思います。また、これまでのマンガ制作の経験も必要ありませんし、絵の巧拙も問いません(全然描けないという方でも結構です)。ただし、課題等は授業内で共有してディスカッションしますし、自分の考えたことについてコメントしてもらう場面も出てきますので、そうした演習に積極的に取り組む姿勢はもってご参加下さい。 また、あくまでも実践を通して理論的に考えることを狙いとするため、マンガ制作の(たとえば作画や構図などの具体的な側面について)技術的な向上を指導する授業ではありません。 ※履修希望者が20名を超えた場合は、初回授業で指示する提出物をもとに人数制限を行う可能性がありますので、初回のガイダンスには必ず出席するようにして下さい(前述の通りマンガ制作の経験は一切不問としますので、選抜にも影響しません)。 ※1週目の授業から対面で行います。