学部前期課程
HOME 学部前期課程 文理融合ゼミナール(メディアと芸術)
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年10月17日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

文理融合ゼミナール(メディアと芸術)

メディア=都市空間への介入と漂流、あるいはその換骨奪胎
この授業では、私たちの生活世界を構成している都市の空間をメディアとしてとらえ、そのメディアの裏をかくことで、隠された可感的領野を探求します。
私たちが日常の生活の中で私たちを取り巻く世界を感覚する時、そこには世界と私たちの感覚との媒(なかだち)となるもの=メディアが存在しています。従って「私たちは何を感覚するか?」はメディアのあり方に拘束されており、「私たちは何を感覚することができる(ようになるの)か?」という可能性もまたメディアと私たちとの関わりのあり方にかかっていると言えるのかもしれません。
この授業では、東京を代表する都市の一つである「渋谷」の街を一つの巨大なメディアとして捉え、20世紀フランスの前衛芸術運動体であるシチュアシオニスト・インターナショナル(1957-1972)の芸術活動とその方法論を手引として、この渋谷というメディアのあり方を探ります。そして、そのメディアへの介入やその空間での漂流を画策し、そして都市空間=メディアを換骨奪胎することで、その拘束=感覚のを作り変えることを試みます。
フィールドワークを通して音声、写真、スケッチ、その他を採集するとともに、それらを教室に持ち帰って観察とディスカッションやリフレクションを行い、メディアの残滓から新たな感覚の手触りをもたらす事物の構成に挑戦します。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50865
CAS-IC2430S1
文理融合ゼミナール(メディアと芸術)
金井 学
A1 A2
木曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
論の流れ等によって変更する場合があります。 ◯導入 第1回:オリエンテーション(オンライン) ◯Part1 観察と採取のエクササイズ 第2回:渋谷を探索する1 第3回:渋谷を探索する2 第4回:採取したものを味わう(記号を壊すこと、壊れの味わいついて) ◯Part2:グループワーク 第5回:フィールドワーク 第6回:採取したものを、自分以外の感性と共に観察する(実験) 第7回:採取したものを、自分以外の感性と共に構成する(組立) 第8回:できたもの(できてしまったもの)の発表と鑑賞 ◯Part3:個人制作 第9回:フィールドワーク 第10回:フィールドワーク/制作 第11回:制作・個別チュートリアル 第12回:制作・個別チュートリアル 第13回:発表と鑑賞と議論
授業の方法
フィールドワークと芸術制作の実践を経験として学ぶ授業のため、初回のオリエンテーションを除いて対面で行います。渋谷の街をフィールドとして授業を行うため、キャンパスを離れて実施する授業が含まれます。 メディア=都市空間を新鮮な目で探索しながら、そこで採取されたものから発せられる、新たな心理的/感覚的効果を発見することを試みるとともに、その発見を手がかりとして、そこから新たな芸術作品を創出することを目指します。 グループでの制作と個人制作を含みますが、どちらも普段の自分自身が持ち合わせていない他者の感性にオープンであることが重視されます。少し嫌いなもの、少し不快なもの、少し不安なものなど、普段では忌避しがちな感覚的対象についても勇気を持って踏み出し、自己の感性が動揺させられることを積極的に楽しめる人の参加を歓迎します。
成績評価方法
出席、参加度や積極性、制作物などから総合的に評価します。
履修上の注意
◯芸術に関する専門的な知識や技術、経験は必要としません。そういった技能を習得する授業でもありません。 ◯フィールドワークは教室外で行いますので、適した服装で参加してください。詳しくは授業内で説明します。 ◯フィールドワークや制作実践、ディスカッションを中心とした授業のため、履修希望者数に応じて履修人数を制限する場合があります。抽選の有無・方法等、詳細は初回のオリエンテーションで案内するので、履修希望者は必ず初回の授業に出席してください。
実務経験と授業科目の関連性
教員はアーティストとして国内外で制作・発表活動を行なっている。