学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
歴史社会論
ローマ法から読み解く家族と社会身分
本授業では、6世紀の東ローマ帝国で編まれた、ユスティニアヌス『法学提要』の第1巻と、2世紀に書かれたガイウス『法学提要』の第1巻とを読み解くことで、古代における家族のあり方の多様性や、社会身分・人の権利の歴史的変化を理解し、現代社会の諸課題を歴史的な視点から考察するための幅広い視野と論理的思考力を身につけることを目標とする。『法学提要』はローマ法を学び始める学生が最初に読むために作られた教科書であり、単に古代ローマ法の初等教育に使われただけでなく、中世以降のヨーロッパにおけるローマ法学習においても一定の地歩を築いた著作である。その構成は現在のフランス民法にも刻印を残している。ただし、本講義は法学、法概念を学ぶというよりも、歴史学の手法を用いて、現代にもつながるような法概念を生み出す素地となった古代社会の実態を考えることを主眼とする。
MIMA Search