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最終更新日:2026年10月16日

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情報メディア表現論

医薬品ライフタイムマネジメント:医薬品情報から考える情報の評価・伝達・意思決定
創薬を経てこの世に生を受けた(開発・上市された)医薬品は、市販後に適正に使用され、その有効性や安全性に関する情報が蓄積されることによって、その力を十分に発揮することができる。このように、医薬品をその誕生から使用、評価、改善まで一連の「ライフタイム」として捉え、より適切に活用していく考え方を医薬品ライフタイムマネジメントという。医薬品を安心・安全に使用するためには、薬そのものだけでなく、それに関する「情報」が重要である。医薬品に関する情報は、研究者、企業、行政、医療者、患者、メディアなど様々な立場から発信され、伝えられ、受け取られる。その過程では、同じ情報であっても、立場や伝え方、受け取り方によって評価や理解が異なることがある。また、私たちが接する情報は、必ずしも完全あるいは中立なものとは限らない。
本講義では、医薬品ライフタイムマネジメントの中で生じる様々な問題を「情報」という観点から捉え、医薬品情報がどのように作られ、評価され、伝えられ、理解され、意思決定や行動につながるのかを考える。医療者と患者とのコミュニケーションに加え、デジタルメディアや新しい情報技術など、現代の情報環境についても取り上げる。
医学・薬学に関する専門的知識の習得そのものを目的とする授業ではない。医薬品という身近で社会的にも重要な題材を通して、履修者が情報を鵜呑みにせず、根拠や背景を確認し、異なる立場や考え方を踏まえながら、自ら考え、判断する力を身につけることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50672
CAS-GC1D53L1
情報メディア表現論
佐藤 宏樹
A1 A2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回 イントロダクション:医薬品と情報 第2回 医薬品ライフタイムマネジメントと医薬品情報 第3回 医療者と医薬品情報①:情報を得る 第4回 医療者と医薬品情報②:情報を評価する 第5回 医療者と医薬品情報③:情報を活用する 第6回 患者と医薬品情報①:情報を得る 第7回 患者と医薬品情報②:情報を理解する 第8回 患者と医薬品情報③:情報と判断・行動 第9回 医療者と患者と医薬品情報①:情報を伝える 第10回 医療者と患者と医薬品情報②:ともに考える 第11回 社会・メディアと医薬品情報 第12回 DX・新しい情報技術と医薬品情報 第13回 まとめ:医薬品情報と私たちの意思決定 ※講義内容および各テーマの順序は、授業の進行状況、受講者数、受講者の興味・関心、社会情勢等に応じて変更する可能性がある。
授業の方法
原則として講義形式で実施する。 各回のテーマに応じて、身近な医薬品・医療・健康に関する情報や事例などを取り上げ、履修者自身が考える機会を設ける。受講者数や授業の進行状況に応じて、コメントシート、個人ワーク、グループワーク、ディスカッション等を適宜取り入れる場合がある。
成績評価方法
授業への参加および各回終了後の課題(コメントシート等):50% 期末レポート:50%
履修上の注意
医学、薬学に関する事前知識は特に必要ない。