学部前期課程
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最終更新日:2025年4月21日

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歴史Ⅰ

西洋史の諸問題
この授業では、16~19世紀イギリス史の事例を中心に、近年歴史学の領域で注目を集めている諸問題や新視角について考える。取り扱うテーマは、身体史/感情史など、文化史の領域で発達してきた問題から、日記や書簡、審問記録など「個人の語り」(エゴドキュメント)の問題、技術のめざましい進展とともにあるデジタル・ヒストリーや、市民との対話をめざすパブリック・ヒストリーと歴史認識問題など多岐にわたる。
これらをつうじて「史実/事実」を学ぶ歴史から、何が「史実/事実」とされてきたのか、その背後にある問題は何かを批判的に考える、歴史学的思考法を身につけることをめざす。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50460
CAS-FC1731L1
歴史Ⅰ
後藤 はる美
A1 A2
火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
授業内容の詳細は受講状況によって変更になることがあります。初回授業を必ず受講すること。 第 1回:イントロダクション 第 2回:事実と虚構 第 3回:ニュースとフェイクニュース 第 4回:怪物と身体 第 5回:健康と病 第 6回:関連課題学習・1 第 7回:関連課題学習・2 第 8回:ジェンダー 第 9回:エゴドキュメント 第10回:感情史 第11回:デジタル・ヒストリー 第12回:パブリック・ヒストリー 第13回:まとめ 授業外の時間に各回15分の質問対応の時間をもうける。詳細は授業中に指示する。
授業の方法
授業はパワーポイントと配布資料を用いて実施する。 授業の進行に従って、リアクションペーパーや小レポート等を通じて理解度を適宜確認する。 第1回目はオンライン、第2回目以降は対面式で実施する。
成績評価方法
平常点と期末試験によって評価する。
履修上の注意
必須条件ではないが、高校世界史B程度の知識を有することが期待される。