学部前期課程
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最終更新日:2024年10月18日

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美術論

金の仔牛を追いかけて——偶像崇拝と図像破壊のあいだ
旧約聖書に語られる名高い《金の仔牛の礼拝》(「出エジプト記」32)をめぐる図像表象を主として取り上げ、絵画分析のための基礎的なアプローチに触れつつ、西洋キリスト教社会における偶像崇拝/図像破壊の輻輳について一定の展望を得ることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50287
CAS-GC1A34L1
美術論
森元 庸介
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
51524
CAS-GC1A34L1
美術論
森元 庸介
A1 A2
火曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
当該テーマをめぐって標準的に取り上げられる17世紀フランスの画家——ただしもっぱらイタリアで活動した——プッサンの作品からはじめて基礎的な関連事項を押さえ、ついで少し時代をさかのぼってフィリピーノ・リッピ、ドメニコ・ベッカフーミ、ティントレットらの関連作品を検討し、最終的には近現代美術における同モティーフの展開を視野に収める。並行して、聖書の記述はもちろん、偶像礼拝/図像破壊をめぐる歴史的な文献、さらに関連する今日の研究動向の紹介にも相応の時間を割く。
授業の方法
講義形式。
成績評価方法
学期末のレポート。
履修上の注意
授業の性質上、暴力や性愛をめぐる図像表現に触れることを避けられない。その程度や範囲についてもちろん留意するが、あらかじめ諒とされたい。