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最終更新日:2026年10月16日
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国際関係論
今日、グローバル化に伴う国内的分断やポピュリズムの台頭、グローバル・サウスによる既存ルールへの異議申し立てなど、政治・経済・歴史が複雑に交錯する現象が顕著になっている。本講義では、これらの事象を理解する前提として、国際関係論の主要な理論と実証研究の知見を学ぶが、特に現代国際社会が直面する最重要課題の一つである「経済格差と貧困」および自由主義的国際秩序(LIO)の動揺を軸に置く。ただし、教員が自ら時事的な問題を論評したり、あるべきと考える政策を提言したりすることはなく、「理論」と「実証(定量的・定性的手法)」の接続を重視し、国際関係論の各種理論が課題をどう概念化してきたか、そしてそれらの仮説がデータや事例検証によっていかに解明されてきたかを紹介するのが目的である。具体的には、19世紀の帝国主義や植民地支配に遡り、二度の世界大戦、脱植民地化、冷戦後の民主化とその後の再権威主義化に至る歴史的文脈を紐解いた上で、国家間紛争や内戦などの安全保障領域から、貿易・金融、環境問題、人権規範に至るまで、国際関係論が扱ってきた主要課題を探求する。
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