学部前期課程
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最終更新日:2026年10月16日

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比較文学

映画「化」を考える:アダプテーション論への誘い
この授業では、文学作品(広義の)の映画「化」の問題を扱う。目標は以下の二点である。

1)アダプテーション(=翻案)論という分野はどのような分野なのか、世界の最新の研究動向も紹介しつつ、ひいてはそれが比較芸術<比較文学のなかでどのような位置づけにあるのか、そしてナラトロジー、ニューヒストリシズム、精神分析批評、ジェンダー論、ポストコロニアル批評、階級批評等々の(日本でも馴染みのあるほかの)批評理論とどのような関係にあるのか、ということを知ってもらう

2)小説のほか、漫画、人形浄瑠璃といった広義の文学作品が映画化される際に何が起こっているのか(行われているのか)ということを、具体的な事例を取り上げながら考える
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50274
CAS-GC1A42L1
比較文学
佐々木 悠介
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
取り上げる作品は、以下のようなものを考えている(順不同)。 ・説経節の「山椒大夫」および森鷗外「山椒大夫」とその映画化 ・近松門左衛門「心中天網島」(人形浄瑠璃)とその映画化 ・夢野久作『ドグラ・マグラ』とその映画化 ・此元和津也『セトウツミ』とその映画化、テレビドラマ化、オーディオドラマ化 ・ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』とそのオペラ化、映画化、テレビドラマ化 ・アルベール・カミュ『異邦人』とその映画化 ・ウィリアム・ゴールディング『蝿の王』とその映画化 このほかに、たとえばbio-adaptation(実在の人物の実人生を「原作」とする作品をアダプテーションとして捉える概念)のように、確たる「原作」テクストをもたない作品も併せて取り上げることになるだろう。
授業の方法
対面の講義形式で進める。
成績評価方法
各回のコメントシートなどの課題と、期末レポートを総合的に評価する
履修上の注意
文学や映画全般に関する予備知識は前提としない。英語やフランス語のマテリアルも扱うが、受講者のフランス語力は前提としない。東大の一年生が一般的にもっているレベルの英語力は一応前提とする。 また、東大生の集中力とノートテイクの力を前提にしているので、ハンドアウトの情報量は最小限にとどめ、講述形式で進める。 初回のみオンラインで行い、第2回からキャンパスでの対面授業のみで行う予定である。