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最終更新日:2024年4月22日

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生物物理学

生物物理学 ー実験から理論までー
生物は物質で構成されているので、物理学的な立場から生命現象を理解できるはずである。しかしながら、単に化学物質を寄せ集めただけでは生命らしさはあらわれてこない。生物物理学は、生物を分子や細胞に要素還元するとともに、それらが相互作用するシステムとして生物を捉えることで、生命現象の普遍的な理解をめざす学問であるといえる。本講義では、生物を構成する物質の最小単位であるタンパク質などの生体高分子から、それらの集合体である超分子や細胞までの各階層において生命らしさが創発する仕組みと、生命の可塑性と頑健性についての数理的な理解の方法を学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50204
CAS-GC1E62L1
生物物理学
石原 秀至
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回~第3回 担当教員 石原秀至 流れや拡散の背後にある力学や確率性をベースとして、細胞や細胞集団が示す様々な生命現象の理解を目指す 第4回~第6回 担当教員 柳澤実穂 細胞膜の構造や形態変化、相分離に伴うパターン形成に対し、力学や熱統計力学の観点から理解すると共に、定量的測定法や構成論的な生命現象へのアプローチ法を理解する。 第7回~第9回 担当教員 担当教員 市橋伯一 生命のもつ性質を、計算機あるいは試験管の中で作ってみることによってその成り立ちを理解する。 第4回~第6回 担当教員 矢島潤一郎 バイオナノマシンを例にとり、タンパク質の物性や振る舞いから生命らしさを理解する。
授業の方法
主にスライドを使用する。必要に応じて板書や資料配布を行う。
成績評価方法
平常点及び小テスト 場合によってレポートを課す場合もある。 詳細は各教員の指示による。
履修上の注意
授業の目標、概要を参照のこと。