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最終更新日:2024年4月22日

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情報メディア表現論

人々の行動に結びつく情報伝達/Communication of information to make people disaster prevention
情報メディアは、情報にかかわる多くの分野にまたがる学際的な分野である。ここでは、情報を作り送り出す側と情報を受け取る側とのコミュニケーションの場やその手段を、情報メディアと呼ぶことにする。この「情報メディア表現論」では、情報をどうやって得るのか、どんな方法で伝達するのか、そのデータをどう解析処理するのか、といった理工学的な研究、および、その結果をどのように可視化するのか、何を見せたら人々に伝わるのか、どんな表現が人々の行動に結びつくのか、その結果、社会がどう変わっていくのか、といった人文社会学的な研究の両方を対象とする。今回は、我々の生存に直結する災害情報(地震発生と火山噴火)を主な題材として、自然災害に直面した時に生じる情報メディアの課題を考えていく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50198
CAS-GC1D53L1
情報メディア表現論
酒井 慎一
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1.概論 人々の行動に結びつく情報伝達 2.情報メディア1 情報メディアを疑おう(真実なんて簡単にみつからない) 3.情報メディア2 データ情報を得るための最新技術とそれを伝える表現手法 4.地震災害地震発生現象による被害とその予測 5.火山災害火山噴火現象による被害とその予測 6.ゲストスピーカー限られた環境下での防災体制 7.情報メディア3 いかにして正しい情報を得て行動するのか 8.津波災害 低頻度な災害は忘れたころに発生する 9.土砂災害 災害の責任はどこにあるのか 10.防災教育1 防災リテラシーとは何か 11.防災教育2 災害軽減のためのこころと身体の準備 12.ゲストスピーカー 理解から行動へと結びつけるには 13.情報メディア4 人・場所・環境・時間に応じた個人的な情報伝達 14.情報メディア5 情報は、メディアを通してどう表現すべきなのか 15.まとめと確認
授業の方法
基本的には、対面で授業を行う。講義が主であるが、ゲストスピーカーをオンラインで迎えたり、グループワーク等で討論を行うこともある。なお、ゲストスピーカーの都合等により、テーマの順番は前後する可能性がある。
成績評価方法
成績は、主にレポートによる。特に出席は重視しないが、毎回の授業に関連した課題に対する回答を参考にする。/Results are put by a report mainly.
履修上の注意
この授業は、普段接している様々な情報が、真実を表現しているとは限らないという疑念をもって、情報メディアを考えます。他人の言うことを鵜呑みにしない態度で履修してください。
実務経験と授業科目の関連性
特になし