学部前期課程
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最終更新日:2026年10月16日

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哲学Ⅱ

中動態と責任
責任とは何かを哲学的に考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50111
CAS-FC1712L1
哲学Ⅱ
國分 功一郎
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
この授業は担当者がその著書『中動態の世界——意志と責任の考古学』(新潮文庫)で展開した中動態についての議論を出発点として、責任とは何かを改めて考察するものである。 中動態への注目は、意志の概念に対する疑うをもたらす。意志を疑うことは、一見すると、責任の問うことの不可能性を主張することにつながると思われるかもしれない。しかし、実際には逆であって、意志の概念に基づいた責任ほど「無責任」なものはない。私はこれを「堕落した責任」と呼んでいる。 責任論は戦争責任の問題に答えるものでなければならない。特に日本においてはそうである。この授業ではこの課題に真正面から向き合う。 DV被害と加害についての様々な研究が大きな参照点になる。 授業ではまず最初に中動態についての基本的な説明を行う。その後、それをもとに責任について考えていく。 以下の書物をあらかじめ読んでおくと理解をより深めることができるだろう。 -國分功一郎『中動態の世界——意志と責任の考古学』新潮文庫、2025年。 -國分功一郎『天皇への敗北』新潮新書、2026年。 -國分功一郎、熊谷晋一郎『〈責任〉の生成——中動態と当事者研究』新曜社、2020年。 -信田さよ子『家族と国家は共謀する:サバイバルからレジスタンスへ』KADOKAWA〈角川新書〉、2021年。 -信田さよ子『暴力とアディクション』青土社、2024年。
授業の方法
毎回レジュメを配布する。
成績評価方法
期末レポート。 授業の内容をどれだけ理解できているか、自分なりの優れた問いを提示できているか、その問いを説得力ある仕方で論じられているかどうかを見て評価する。
履修上の注意
特に前提知識はいらない。
その他
昨年度は実現できなかったが、例年、ゲスト講師を招いた特別対談授業を期末に行っている。本年度はこれを行う予定である。