学部前期課程
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最終更新日:2026年10月16日

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社会Ⅱ

政治哲学入門
本授業では、現代英米圏を中心に、政治理論においてメインストリームを形成している「分析的政治哲学」について学習する。分析的政治哲学とは、19世紀に生まれ、20世紀初頭から飛躍的な発展を遂げた分析哲学の道具立てを用いて、政治哲学上の鍵概念である「正義」「自由」「平等」等の構成要件を解明し、それらの主題や適用範囲を明らかにする学問領域である。本授業では、20世紀を代表する分析的政治哲学者であるJ・ロールズの議論をおさえたうえで、そこから発展した様々な論争の検討を通じて、分析的政治哲学の主題や鍵概念の適用範囲をめぐる議論についてわかりやすく解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50110
CAS-FC1642L1
社会Ⅱ
井上 彰
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
以下のテーマごとに講義を行うことを予定している。 1 (分析的)政治哲学とは何か 2 功利主義とロールズ正義論 3 ロールズ正義論の展開 4 ロールズ正義論の方法 5 ロールズと政治的リベラリズム 6 ロールズ正義論の諸論点1:制度主義 7 ロールズ正義論の諸論点2:理想理論と非理想理論 8 運平等主義と関係論的平等主義 9 正義論としてのリバタリアニズム 10 グローバル正義論 11 政治哲学の価値論的展開1:非同一性問題 12 政治哲学の価値論的展開2:平等主義・優先主義・十分主義 13 気候正義論
授業の方法
授業は講義形式で行う。分析的政治哲学についての理解を深めるために、分析哲学の道具立てを使って議論することの面白さと意義を、実際にレポートや授業中のやりとりを通じて「体感」してもらえるように配慮する。
成績評価方法
定期試験の点数に、複数回課す小レポートの点数を加えて評価する。
履修上の注意
パワーポイントを用いて講義する。講義資料は授業前にUTOLにアップロードするので、各自重要だと思った点、気になった点を授業中にしっかりとメモするようにして欲しい(ノートテイクは極めて大事)。授業後は毎回、準教科書として指定している参考文献を読みつつ、パワーポイントのスライドを見返すなどして復習を怠らないようにして欲しい。くわえて、各回のスライドの最後にリストアップしている参考文献を読むなどして、発展的学習にも積極的に取り組んで欲しい。授業をただ受けるだけで、抽象度の高い知識を習得できるなどと思わないことが肝要である。