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最終更新日:2026年10月16日
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構造化学
構造化学
物質の多様な構造や性質,反応を体系的に理解するには,原子や分子に基づいた化学的な考察が不可欠である.本講義では,初歩的な量子論に基づいて,原子の構造や周期律,分子の化学結合の基礎を学ぶ.理論的な基礎だけでなく,契機となった実験結果や身近な物質・現象を通して理解を深めることを目指す.各教員が共通して取り上げる具体的な項目は,下記の通りである.
1. 量子論の必要性
・原子の発光スペクトル(離散的なエネルギー準位,Bohr原子)
・電子の粒子性と波動性(電子回折,物質波)
2. 量子論の基礎
・Schrödinger方程式(原子・分子の量子論の出発点)
・1次元箱中の電子(ポリエンの吸収スペクトルと色)
・2原子分子の振動(振動スペクトルと分子構造)
3. 原子の構造と性質
・水素原子(量子数,エネルギー準位,原子軌道)
・Pauliの排他原理(電子スピン)
・多電子原子(元素の周期律と構成原理)
4. 化学結合と分子
・水素分子イオン(分子軌道,化学結合)
・2原子分子(分子の性質と電子構造)
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