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知の構造化論

知識と知能情報処理、人文学とコンピュータ、医療とコンピュータ
本講義では、大量に蓄積された知識に対し、様々な構造化技術を用いて価値の創出を行う「知の構造化」を実践することを目的とする。知の構造化では、単なる検索にとどまらず、コンピュータを使って知識の抽出と分析を行い、分野や時勢を越えて各要素の間の関係を明らかにすることでその活用を促す。そのために、自然言語処理、人工知能、 Web工学等の最先端技術を駆使する手法を学び、実社会で生じる様々な課題に対する分野を超えた知の適用の議論を進める。これにより、構造の抽出と、構造から機能を導出するプロセスを体現する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4990110
GII-WS6111L1
知の構造化論
美馬 秀樹
S1 S2
水曜3限
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教室
図書館研究所学部等 学際情報学府本館2階教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業計画
第1回:ガイダンス(オンライン) 第2回:知の構造化概説 第3回~第5回:自然言語処理、人工知能、OCR技術、機械学習、人文知の構造化、及び演習 第6回~第8回:ゲストスピーカによる講義、及びディスカッション(国立国会図書館研究員、 近代デジタルライブラリーと人文知の構造化、テキストマイニング) 第9回:基礎講義 ~実社会データの扱い(1)岩波「思想」を題材に 第10回:基礎講義 ~実社会データの扱い(2)医療情報を題材に 第11〜13回:ビッグデータ分析実践と最終成果発表
授業の方法
本講義では、実社会で生じる様々な問題や課題に対して、分野や時勢を越えて知を抽出、分析する手法を学び、実データに対する処理を体現しながら議論を進めることを目的とする。本年度はまず以下のテーマについて開講する。受講生は、共通的な内容の講義の後、いずれかのテーマを選択し、それぞれのテーマに対する議論をゼミ形式で進める。 λ 人文知の構造化:岩波「思想」を題材に 岩波書店が1921年に創刊した日本を代表する思想・哲学ジャーナル 「思想」90年分のデジタル化とその知の構造化を実践する。20世紀の日本哲学の歴史的を分析し、議論を進めることで、人文学と情報学との融合を体現する。 λ 医療情報の構造化 医療情報分野では、新しい治療法や患者状態など大量の情報を緻密に扱う必要があり、かつ、経営、法律、倫理、患者のQOLなど多くの実際的要素を考慮しなくてならない。実践的な場への情報技術の実装と、価値の創出を試みる。 尚、ガイダンスはZoomによるオンライン講義により行う予定である。ただし、ネットワーク等の状況により流動的に変更の可能性があるため、適宜、UTASを参照すること。 ガイダンス以後、5月13日(水)までは、 https://ocw.u-tokyo.ac.jp/***** 上記に深く関連する講義として、 https://ocw.u-tokyo.ac.jp/***** また、 https://ocw.u-tokyo.ac.jp/***** を視聴し、 「知の構造化に関して理解した点、疑問点、自分なりの考え」等をまとめ、小レポート(2ページ程度)にすることで授業に変えるものとする。提出期限は5月13日13時。提出先はITC-LMSに設置する。 質問等はメールにより適宜、受け付ける。
成績評価方法
出席、小レポート、及び成果発表の結果から、到達目標の達成度を総合的に評価する。
教科書
「知識の構造化」 (著)小宮山宏 出版社:オープンナレッジ 「知識・構造化ミッション:大学は表現する」(松本 洋一郎、 小宮山 宏 監修、 藤原毅郎、 丸山茂夫、 伊藤 乾 編) 『メディア用語基本事典〔第2版〕』世界思想社
参考書
「知識の構造化」 (著)小宮山宏 出版社:オープンナレッジ 「知識・構造化ミッション:大学は表現する」(松本 洋一郎、小宮山 宏 監修、藤原毅郎、丸山茂夫、伊藤 乾 編) 『メディア用語基本事典〔第2版〕』世界思想社
履修上の注意
本講義は文理融合が主旨のため、文系、理系の学生を広く対象とするため、プログラミング等の高度な情報学の知識は前提としないが、エクセルの操作等の基礎的な情報処理が行えることが望ましい。
その他
東京大学授業カタログ(http://catalog.he.u-tokyo.ac.jp/*****)等により事前にMIMAサーチを利用しておくことが望ましい。