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最終更新日:2024年4月22日

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生物統計情報学特論X

統計的機械学習
昨今、生体由来のオミクス情報や診断画像情報等を用いて罹患・臨床イベント発現や治療効果を予測する統計モデルの開発を目的とした医学研究が進められている。この種の研究では、予測能の高い統計モデルを構築・検証することが重要になるが、オミクス情報や画像情報から得られるパラメータ数がサンプルサイズに対して過多である等、汎用的に用いられる回帰分析の手法(例えばロジスティック回帰やCox回帰)では十分に予測能の高い統計モデルが構築できないことが知られている。本講義では、予後予測モデルの構築・検証・解釈の場面で用いられる統計手法の基礎知識を統計的機械学習(教師ありの手法のみ)の代表的手法を中心に習得することを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4962500
生物統計情報学特論X
小川 光紀
S2
火曜4限、火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業計画
①6月4日 前半:統計的機械学習入門(松井) 後半:ニューラルネットワーク・深層学習の理論(松井) ②6月11日 前半:Pythonによるテーブルデータの解析(関) 後半:Pythonによる畳み込みニューラルネットワークの解析(関) ③6月18日 スパース推定の理論とソフトウェア実習(小川) ④6月25日(後半はオンライン実施) 前半:アンサンブル学習(bagging・ランダムフォレスト・boosting)(今井) 後半:選択的推論(梅津) ⑤7月3日(3, 4限) ベイズ最適化・強化学習の理論とソフトウェア実習(本多) ⑥7月9日(15:30開始) 治療効果の異質性に関する予測モデルの理論とソフトウェア実習(菅澤) ⑦7月16日 前半:機械学習・AIの医学研究への応用(浜本) 後半:自然言語処理(河添)
授業の方法
講義と演習
成績評価方法
演習・レポート(50%)、出席(50%)
教科書
資料を配布する。
参考書
講義中に適宜紹介する。
履修上の注意
ノートPCを持参すること。 日程・実施形態の一部が不規則なので注意すること。 オンライン実施時のURLについては開講期間中に別途案内する。
その他
履修登録をせず、聴講のみを希望する場合は、聴講を希望する科目の担当教員から 事前に許可を得ること。ただし、以下のことに留意すること。 ・聴講希望者は、氏名、所属、メールアドレス、 聴講希望科目を  *****  まで連絡すること。 ・希望者が多数の場合は、人数を制限することがある。 ・統計解析ソフトウェア SAS を用いた実習を行う科目を受講する際は、SAS がイン ストールされたノート PC を各自用意すること(PC の貸与はありません)。 ・聴講が認められた科目には、特段の理由がない限り、最終講義まで出席すること (欠席が多い場合は、他科目の聴講申請・聴講許可を取り消す場合がある)。