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最終更新日:2025年4月1日

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文化・人間情報学基礎II

文化・人間情報学基礎II 〜コンセプトワークの理論と実践:システム思考、問題学・構想学、創発思考〜
【講義の目標と概要】 本科目では、上記の状況を踏まえ、講師の学際・業際的な実践活動におけるコンセプトワーク事例紹介を通じて、その概要と基礎的事項や概念を理解すると共に、実践的な活動を行える「素地を培う」ための訓練を行うことを目的とする。実は、講師は「言葉でモノの見方と行動を変える“実践概念の冒険”」に受講生を誘い、一緒にワクワクすることを企んでいるのである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4924030
GII-CH6102L1
文化・人間情報学基礎II
藤本 徹
A1 A2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業計画
【講義の計画】 3つの観点からコンセプトワークを学ぶ。 第一、「システム思考」の基礎を理解する。すなわち、事象を「相互に関係する要素の集合体」と理解しつつ、他方で「相互に関係する機能の集合体」として事象をデザインすること、特に「人間活動システム:HAS」の概念により、人間の情報行為・行動・活動に変革をもたらす方法論の基礎を習得する。特徴は、ハードシステム思考(システマティックな工学的システム論)ではなく、ソフトシステム思考(システミックな探索学習的システム論)の実践的な方法論を基本にすることである。 第二、学際的・業際的な実践学として「問題学・構造学」の基礎を習得する。特徴は、「問題がある(Is思考)」という論理実証主義的な仮説検証ではなく、「問題的状況として適切に認識する(As思考)」という現象学的・解釈主義の立場に基づく「探索学習」や「解読と解釈の作法」を中軸においた議論を行うことにある。当然、「見なし・見立て(メタファー)」や「いま・ここ」を重視する日本の土着世界観等にも話が及ぶだろう。 第三、概念を読む・使う(活かす)・創るなどのコンセプトワークと、その基礎となる創発思考の基本(思考の柔軟性や概念操作力)を体得する。そのために、データ、情報、知識、それらを問題状況に適応する「インテリジェンス」を鍛える。特に、「意味を考える、意味から考える」能力、多様な視座・視野・視点に基づく多面的な意味づけ力、暗黙の前提・世界観等に自ら気づく能力等の開発を、ドリルとワークショップを通じて行う。ェンス」を鍛える。特に、「意味を考える、意味から考える」能力、多様な視座・視野・視点に基づく多面的な意味づけ力、暗黙の前提・世界観等に自ら気づく能力等の開発を、ドリルとワークショップを通じて行う。
授業の方法
・コンセプトワークに関する基礎的概念群の理解、方法論の体得等に焦点を当てます。基本的にはインタラクティブな講義形式の授業を中心としますが、適宜ドリルやグループワークを行います。 ・学習動画集や参考文献を豊富に用意するので、視聴/熟読を通じて予習・復習を充実させてください。 ・協力者として外部研究教育機関(NPO法人産学連携推進機構)の研究員等が参加する予定です。
成績評価方法
【成績評価方法】下記の項目の加重平均によって最終評価とする予定です。 1. 出席点 30%(毎回のドリル課題/出席メモを提出、水準以上の成績の場合のみ出席と認定) 2. 授業貢献 30% (クラスでの発言・議論への積極的参画等の貢献を評価)。 3. 課題レポート等提出物 40% (ミニプロジェクトレポートを予定) ☆全回出席を前提にします。欠席は原則として認めません(学会参加、就職活動など、やむを得ない事情がある場合は事前に届け出てください。病欠もすみやかに申し出ること。それらの特例を含み、3回以上の欠席は、原則として単位取得とならないので注意してください)。
教科書
【教科書と参考書】 ・妹尾堅一郎の映像教材一式を提供します。 ・他の文献や妹尾堅一郎の論文・連載記事・各種事例教材・映像教材等を適宜紹介/配布/案内します。 ・チェックランド&スクールズ著、妹尾堅一郎監訳、『ソフト・システムズ方法論』 有斐閣、1994年。 ・Checkland & Poulter、Learning for Action、Wiley,2006.
参考書
・他の文献や妹尾堅一郎の論文・連載記事・各種事例教材・映像教材等を適宜紹介/配布/案内します。
履修上の注意
【受講生に対するメッセージ】 ・全回出席を前提として授業を進めるので、そのつもりで受講してください。 ・授業の基本コンセプトは「互学互修」。担当教員は、受講生に「自ら気づき・学び・考える」こと、またクラス内 で受講生同士、受講生と教員との間で「学び合う、教え合う」ことを期待します。すなわち「能動的受講」を心がけてください。単に、「教えてもらう」 態度で知識習得のみを望むという受身の「モノ知り志向」の人には向かない授業です。逆に、「自ら考え・自ら行動したい」 人が、その起点・基盤となる実力を培うことに資する授業になるよう、教員とスタッフは努力します。