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最終更新日:2025年4月21日

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総合分析情報学特論VIIA

AIシステム基礎論 Basics of Artificial Intelligence Systems
本講義では、人工知能における主要技術である機械学習アルゴリズムに関して、手法の数学的な理解および、その理論をプログラミングにより実装を行う方法を学ぶ。
主に扱う手法としては、近年注目を浴びているディープラーニングである。講義で使用するプログラミング言語はPythonを用い、フレームワークとしてKerasを使用する。この言語やフレームワークは最新の研究開発においても使用されているものである。
ディープラーニングの計算においてはGPU(Graphic Processing Unit)が不可欠であり、GPUを用いるための環境や演算についても紹介する。そして、この技術の応用先として代表的な画像、時系列、自然言語のデータに対するデータのハンドリングまで含めた実装方法を習得し、将来的に解析を行う際の引き出しを増やすことを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4917311
GII-AC6307L1
総合分析情報学特論VIIA
越塚 登
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業計画
Day1: 2022年6月10日(金) 13:00〜17:00 ・授業概要・講師紹介 ・数学・Pythonのテスト:事前に提示していた範囲(履修上の注意参照)から知識の確認 ・ニューラルネットワークの数学 ・Kerasによるニューラルネットワークの実装 ・画像処理の基礎 Day2:2022年6月17日(金) 13:00-17:00 ・フィルタの理論とCNNの実装練習 ・自然言語処理(形態素解析+特徴量抽出+NN)の実装 ・時系列解析向けのRNNの実装 ・課題:興味のあるデータを見つけて解析を行い、精度を向上させるための前処理や手法の選定の発表準備 Day3:2022年6月24日(金)13:00-15:00 ・プレゼン発表および質疑応答
授業の方法
***本講義は、演習形式になりますが、Zoomを用いたリアルタイム・オンライン形式になります。*** 数学とプログラミングの両方を行う。 時間配分としては、数学40%、プログラミング60%程度である。 ※ノートと筆記用具が必要 Day1とDay2でディープラーニングに関する理論と実装方法、実問題でのデータハンドリングを学び、最終日までにチームもしくは個人で各データセットに対して解析を行う。 最終日は、各人ごとに取り組んだ課題を発表し、問題設定、手法選定、前処理などの技術を考慮して採点を行う。 講義場所は情報学環ダイワユビキタス学術研究館。 Wifiでインターネット接続可能で、ブラウザが稼動する自前のPCを持ち込むことが必須である。 講師: 株式会社キカガク代表取締役社長 吉崎 亮介
成績評価方法
出席と最終日のプレゼンテーションにより決定
教科書
特になし
参考書
・Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践(2018, インプレス社) ・深層学習(2018, KADOKAWA)
履修上の注意
■履修の条件 数学(微分、線形代数、確率統計)とPythonの基礎を習得していることを前提としている。 ■履修制限【!!!注意!!!】 機材等の関係により、履修者は20名以内とします。 希望者が20名を超えた場合、調整をします(学際情報学府総合分析情報学コースの授業なので、当コースの学生が優先になります)ので、履修を希望する学生は、5月10日まで、以下のWebページで履修希望を申し込んで下さい。 https://forms.gle/***** 数学(微分、線形代数、確率統計)とPythonの基礎を習得していることを前提としている。
その他
特になし