大学院
HOME 大学院 総合分析情報学特論VIA
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

総合分析情報学特論VIA

総合分析情報学特論Ⅵ-A(金融情報システム特論)
 近年、我が国ではメガバンクの統合にともない、いわゆる銀行システムの統合が大きな話題となってきた。一方で、その障害によって、社会的に大きな不具合も起こっている。また、FinTechやブロックチェーン、仮想通貨、デジタルペイメントなど、最先端のITを駆使した新しい金融のあり方も大きな流れとなっている。
 そもそも金融分野は、デジタル技術にとって最も重要な分野の1つでもあり我々の社会を支える基盤としても最も重要な機能を担っている。我が国のIT市場は年間約15兆円程度であるが、金融分野のIT投資額は年間2.5兆円程度あり、IT市場全体の10%以上を占め、IT分野の中でも最大級の応用分野である。また、銀行をはじめ金融分野は資本主義経済の中核を支える産業分野として極めて重要な位置づけをもっており、それらが正常かつ適正に稼働することは、強く社会から要請されている。そうしたことから、金融分野では早くからデジタル化(すなはち、電算機化)が進み、その取組には非常に長い歴史がある。すでに新旧システムが混在した超巨大システムが稼働しており、IT分野の中でも最大級のソフトウェアシステムでもあり、技術的にも非常に高度な側面を持っている。
 そこで本講義では、社会における金融の役割を簡潔にレビューした上で、それを支える金融情報システムについて、銀行の基幹部分のシステムである、いわゆる勘定系のシステムとその技術も含めて紹介する。更に、FinTechやブロックチェーン、仮想通貨、デジタルペイメントなど、これからの新しい金融情報システムについても紹介する。
 なお、本講義は、産業界で金融システムの開発・運用の第一線の現場に実際の携わっている方々に、ゲストスピーカーとしてお越しいただき、実際の現場に即した内容を講義する。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4917301
総合分析情報学特論VIA
羽多野 一磨
S2
木曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
学際情報学府
授業計画
※ 授業の計画については、外部講師との調整等の結果、日程や内容が変更になる可能性があります。最新の情報は、UTOLにアップロードしますので、そちらを確認ください。 第1講 ガイダンス(ハイブリッド形式) 【講義内容】 ・講義の全体概要 ・金融システムの社会的重要性 ・金融システムを構成する技術体系 ・金融情報システムへの質問、疑問など 第2講 金融情報システムの全体像(ハイブリッド形式) 【講義内容】 ・身の回りにある金融決済の仕組み・金融業界の外部環境と技術トレンド ・銀行システムについて(変遷、全体像、特徴) ・銀行システムに変わらず求められるもの「信頼・安定」 ・銀行における技術トレンド、ビジネストレンド 第3講 金融基盤技術1(基幹系システムとその技術)(ハイブリッド形式) 【講義内容】 ・基幹系システムの成り立ちとトレンド ・基幹系(主に勘定系の) 概要 ・メインフレームコンピュータの技術・システムと人財 ・銀行勘定系システムの今後 第4講 金融基盤技術2(デジタルペイメント技術(ICカード、バーコード、等)、トラスト(セキュリティー、認証、ID))(ハイブリッド形式) 【講義内容】 ・ICカードやバーコードの技術と仕組み ・トラスト関連技術の基礎 ・金融業界のセキュリテイインシデント事例 ・金融システムのセキュリティ:ATM、決済、インターネットバンキング ・金融業界のセキュリティ強化に向けた取り組み 第5講 金融システムの新技術1(ブロックチェーン・仮想通貨)(ハイブリッド形式) 【講義内容】 ・ブロックチェーンと分散台帳技術の概要と課題 ・ブロックチェーンの注力領域: デジタル資産領域での取組(デジタル通貨、セキュリティトークンなど) ・ブロックチェーンの思想をベースとした今後の世界(Web3) 第6講 金融システムの新技術2(AI)(ハイブリッド形式) 【講義内容】 ・金融分野AIの概要 ・金融分野におけるAIの活用事例/トレンド ・AI導入にあたっての課題(ビジネス面と技術面の課題) ・金融分野におけるAIの今後/未来 第7講金融の新しい方向性(Embedded Finance、デジタル資産、お金の未来.)(ハイブリッド形式) 【講義内容】 ・金融の新たなビジネスのトレンド(Embedded Finance、デジタル資産、エージェンティックAIなど) ・テクノロジーの発展や外部環境の変化を背景とした「お金の未来」
授業の方法
・本講義は、対面・オンラインのハイブリッド方式で行います。 ・教室は、本郷キャンパスのダイワユビキタス学術研究館3Fホールを予定しています。 オンラインでは、Zoom上でスライドを順に見せて説明します(映像と音声を両方用いる)。 ・講義資料は、UTOLで配布を予定しています。
成績評価方法
レポートと、出席点等で、総合的に評価します。
履修上の注意
オンラインアクセスの情報はUTOLを参照してください。