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最終更新日:2026年10月16日

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文化・人間情報学特論I

トラウマ体験が拓く社会変革への可能性―心的外傷体験とその表象
本授業は2016年度から継続している精神科の蟻塚亮二医師による講義を軸とし、沖縄、福島における地域特有の歴史的、政治的、文化的な文脈を踏まえた精神医療の現場について学び、そこに人文系研究がいかに連携できるかを考えてきた。
深刻な心の傷を受けた当事者たちの「語り」に焦点をあて、被害を受けた人々がその個人の体験を抽象化し、社会に対して自己開示を行うなかで、社会変革に向けた語りを紡ぎだすまでのプロセスをPosttraumatic Growth(心的外傷後成長)の視点から考える。今年度は心的外傷体験の表象行為を通したトラウマ治癒の側面に注目し、経験を客体化して「演ずること」に焦点をあてる。
本授業では、まず蟻塚医師の講義を踏まえ、表現活動に従事する二人のゲスト講師を迎え、心的外傷後を生き続ける個別具体的な当事者の生きざまや、それを身体化して表現する手法について学ぶことを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4917030
GII-CH6301L9
文化・人間情報学特論I
真鍋 祐子
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
学際情報学府
授業計画
①10月2日 ガイダンス ②10月9日 トラウマ、PTSD、PTGの基本概念(講義) ③~⑤(~10月30日) テキスト講読(『もうひとつの戦場』ほか) ⑥11月6日 外部講師による講義:蟻塚亮二(1回目) ⑦11月13日 映画「医の倫理と戦争」を考える ⑧11月20日 外部講師による講義:蟻塚亮二(2回目) ⑨~⑬(~12月25日)、⑭1月8日 そのうち二回、ゲスト講師による授業(日程は未定)。また二回にわたり戯曲「果ての月」(金蒼生作)の講読とドラマリーディングを行います。 ⑮1月22日 まとめ
授業の方法
講義と演習
成績評価方法
出席、発表、レポート
履修上の注意
テキストは、報告担当者だけでなく、全員が事前に読んで予習しておくこと。