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最終更新日:2025年4月21日
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音響空間情報論
生成系AI以降 クリエータとして活躍するために
2022年秋以降 にわかに「生成AI」という言葉がブームになり チャットボットが世間に普及し 取りざたされている。だが これらが 大規模言語モデル LLM と呼ばれる自然言語の階層学習モデルであること、その原点は微分方程式を解くシステム開発にあったこと、文字列に意味の軽重をつける処理 attention mechanism が特徴的で それによるメリットと限界があること などは およそ 社会に知られていない 本コースではこれらを確認しつつ AIが普及した時代 人間にしかできないこと 人間にこそ可能なことは何か を 確認し それを活かした制作などを考える。
講義演習は 医学系研究科 今井健准教授と二人で行う。今井先生は自然言語処理からスタートした医療AIの第一人者だが 学際情報学府1期生で 伊東研院生時代はクリエータとして活動を展開、2005年の「愛・地球博」など現場で実践的なものづくりに携わった。今季は 伊東・今井研としての最初の指導として 充実したものを目指したい。
コースは津田一郎さんの「カオス的脳観」(1990)と、津田先生ご自身による今日版へのリヴァイズを参照点として進める予定
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