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最終更新日:2025年4月21日
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メディアスタジオ実習I
「ドキュメンタリー制作実習」
講義は、福武ラーニングスタジオ3(福武ホール B2階)にて「対面」で実施します
注)履修するためには10月 9日(木)18:45(授業開始時刻)までに履修登録を行ってください
*撮影機材のトレーニングワークショップやグループ分けを行ったうえで実習に入るため、他の講義より履修登録の締め切りが早くなっています。
今年は日本で放送が始まって100年という節目の年です。
正確性と速報性を求められるニュース、有名タレントを配しアイデアを駆使して企画されるバラエティー、時間と予算をかけて作られるドラマなど様々な番組の中でドキュメンタリーは少人数でも比較的取り組みやすい分野です。
その一方で、
・自らの関心や疑問から発想を広げ、それを映像と音で表現する力
・社会に潜む課題に目を向け、綿密な取材に基づいて検証していく力
・人の心の中に分け入って真実を引き出す深い洞察力 など多様で繊細な力が求められます。
実際にドキュメンタリーを制作しながら映像ジャーナリズムの本質を学んでいくのが、この授業の最大の特色です。
実習の進め方としては、まず受講者全員から企画を募って取材するテーマを選考。
その後は、ドキュメンタリー制作歴30年以上の講師が随時助言を行いながら、グループ単位で【リサーチ~取材交渉~撮影~構成~編集~ナレーション収録】などを行っていきます。
4か月間で20~30分程度のドキュメンタリーを制作しますが、週に1度の授業は、グループ単位で進める様々な作業の進捗状況を確認・修正する場です。制作工程が前進していることが前提となります。
チーム内でアイデアを持ち寄って議論しながらより良い作品にしていくことも大切な要素です。決して人任せにせず主体的に取り組んでください。
単位取得の最低条件は毎回の出席ですが、主な制作活動は【教室の外】で【授業の時間外】に行います。そうした時間を確保できない人は、履修は難しいと考えてください。
「撮影した1カット1カットが何層にも重なり、それがストーリーを紡いで観る者の心を揺さぶる」そんな番組制作の醍醐味をぜひ体感してみてください。
*優れた作品は「東京ビデオフェスティバル」「地方の時代映像祭」など、各種コンクールに出品して客観的な評価を得ます。
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