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最終更新日:2025年4月21日

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メディア文化研究I

今学期のメディア文化研究Ⅰでは、「批判的男性学研究とフェミニズム」をテーマに、近年の男性学研究における基礎文献の講読とその実践的応用について受講生とともに検討する。2~3回の外部講師の講義も予定している。
フェミニズム、クィア研究、ジェンダー研究、インターセクショナリティの視点との応答関係の中で立ち上がった「批判的男性学研究(Critical Studies on Men and Masculinities)」に関わる基礎的な概念、理論の理解とそのメディア文化領域やデジタル空間への実践的応用の方法について学ぶことを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4914020
GII-CS6302L3
メディア文化研究I
田中 東子
S1 S2
木曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業計画
①ガイダンス(参考資料:「男はつらいよ型男性学」の限界と可能性(江原由美子)) ②「批判的男性研究とフェミニズム」(ジェフ・ハーン) ③「日本における男性学の成立と展開」(多賀太) ④「ヘゲモニックな男性性」(R・W・コンネル) Connell, R.W. and James W. Messerschmidt, 2005, “Hegemonic Masculinity: Rethinking the Concept,” Gender & Society, 19(6): 829-859 ⑤実践編 ⑥「ハイブリッドな男性性-男たちと複数の男性性に関する社会学の新しい方向性」(トリスタン・ブリッジス、C・J・バスコー) ⑦包括的男性性(エリック・アンダーソン) ⑧外部講師による講義 ⑨トキシック・マスキュリニティに関する論文 ⑩実践編 ⑪外部講師による講義 ⑫「「弱者男性論」の形成と変容――「2ちゃんねる」での動きを中心に」(伊藤昌亮) ⑬実践編およびまとめ
授業の方法
毎回、課題論文もしくは課題図書を指定し、2~3名の受講生でレジュメを作成して発表する。その上で、内容について受講生同士で討論を行い内容について理解を深める。その他、外部講師による講義を2回、また学習した概念や理論を用いて、メディア文化領域やデジタル空間で現在生じている関連した現象について担当者2~3名が実践的な分析を行い、発表する。
成績評価方法
出席(40%) 授業への参加意欲(30%) 期末レポート(30%)
教科書
授業のなかで指定する
参考書
授業の中で指示する
履修上の注意
教材はできるだけ英語と日本語で準備します。