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最終更新日:2026年10月16日

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情報法学

情報法学
革新的な情報科学・技術の発展に伴い、その象徴とされる人工知能(AI)も、生成・対話から自律的エージェント協奏(agentic AI orchestration)へと進化しつつあり、新たな法的問題が次々と生じている。問題の規模は国境を越え、その解決のための法的措置の効果にも、相応の拡張可能性が必要とされる。
ただ、そもそも法は、国家の強制力を背景とし、国境に枠づけられた存在である。そこで、本来的に国境をも軽やかに越える情報の流れに際し、プライバシー・表現の自由・セキュリティ・知的財産等をめぐる諸価値が複雑に絡み合いながら対立する場面で、いかにしてバランスを図るかが、難問となる。それは、「国際情報法」ともいうべき情報法の国際展開の方向性を示唆する。
本授業では、情報・メディア・AI等に関する日米欧の幾つかの具体的事例を取り上げ、受講生と自由闊達なディスカッションを行いながら、解説を加えていく。こうした実践的な学びを通じて、受講生が主体的にリサーチを行い、今後のルール形成や政策選択において自分はいかなる貢献ができるのかについて、自らの考えをその根拠とともに口頭および文章でまとめられるようになることを、目指している。
授業の詳細な内容・方法は、第1回のイントロダクションで説明する。 
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4913080
情報法学
山口 いつ子
A1 A2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
学際情報学府
授業計画
具体的な進め方は、開講日に説明する。
授業の方法
講義、ディスカッション、プレゼンテーション等を組み合わせながら、受講生が積極的に参加できる形で進める。
成績評価方法
本シラバス記載時点の予定では、以下のとおりとし、詳細はUTOLで通知する。 1)毎回の出席、2)ディスカッションへの参加およびプレゼンテーションの担当、ならびに3)授業レポートの提出を、単位取得の要件とする。
履修上の注意
受講生には、授業への積極的な参加を期待している。準備学習等のための関連文献として、例えば、長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿・小島慎司編『憲法判例百選 第8版I・II』(有斐閣・2025年)、長谷部恭男・山口いつ子・宍戸常寿編『メディア判例百選 第2版』(有斐閣・2018年)、宇賀克也・長谷部恭男編『情報法』(有斐閣・2012年)、曽我部真裕・林 秀弥・栗田昌裕『情報法概説 第3版』(弘文堂・2025年)、水谷瑛嗣郎編『リーディング メディア法・情報法』(法律文化社・2022年)、中山信弘『著作権法 第4版』(有斐閣・2023年)、宍戸常寿・大屋雄裕・小塚荘一郎・佐藤一郎編著『AIと社会と法』(有斐閣・2020年)、松井茂記・鈴木秀美・山口いつ子編『インターネット法』(有斐閣・2015年)[网络法(中国語翻訳)[日]松井茂记、铃木秀美、山口淑子[いつ子]编著周英、马燕菁 译北京大学出版社・2023年]、山口いつ子『情報法の構造―情報の自由・規制・保護』(東京大学出版会・2010年)等を参照。