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最終更新日:2025年4月21日

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グローバル・クリエイティブリーダー講義Ⅱ(Introduction to Management)

事業創造の理論と実践 All about Business Model
目的:ビジネスモデル思考、すなわち個別の製品や個別の企業の競争力だけに着目するのではなく「トータルな事業システム」の競争力の観点から戦略を組み立てる能力を身に着けることが目的である。
目標:ビジネスモデルの構築・分析に必要な様々な理論を理解すると同時に、こうした理論について活発な議論をおこなうことで、理論を消化し実践に活かせるようになることを目指す。
※今年度は、実際の企業に出向き、「取締役のロールプレイ」をおこなう。すなわち、履修者のみなさんは、売上30億円規模の実際の企業の課題を、「取締役になったつもりで」解くことになる。ただし、時間の関係もあるので、みなさんはあくまでアイデア出しにとどまり、実動部隊は別途用意する。

In English:The aim of this lecture is to learn business model thinking, i.e., the ability to construct business strategies from the perspective of the competitiveness of "total business systems," rather than focusing only on the competitiveness of individual products or business units. To understand various theories necessary for building and analyzing business models, and at the same time, to be able to digest the theories and apply them in practice through active discussions on these theories.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4890-1032
GIF-CO5502L1
グローバル・クリエイティブリーダー講義Ⅱ(Introduction to Management)
教員
A1 A2
金曜6限
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講義使用言語
日本語、日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
情報理工学系研究科
授業計画
現代の企業が直面する競争環境において「製品の品質では勝っているのに企業間競争では負けた」「技術開発では最先端のはずなのに利益で負けた」といった状況が頻繁にみてとれる。こうした認識を踏まえた上で、この講義では企業がこうした事態におちいってしまう一因を「ビジネスモデル思考不足」に求め、一製品や一企業を超えた視点での価値づくり・利益づくりの実践のための基礎力を身に着ける。授業においては理論を学ぶとともにディスカッションの時間が多く取られる。 ※下記は講義の進め方の例(実際の講義は学生の意見に合わせてディスカッション中心or講義中心の比重を変更するため、内容も適宜変更される) 第1回 イントロダクション:ビジネスモデル思考とは何か 第2回 実例でつかむビジネスモデル 第3回 ビジネスモデルにおける顧客の視点 第4回 ビジネスモデルの収入構造:財務的視点 第5回 ビジネスモデル設計と経済性:規模、範囲、速度 第6回 ビジネスモデルと産業構造 第7回 ビジネスモデルと生産戦略・購買戦略 第8回 ビジネスモデルと流通戦略・広告戦略 第9回 ビジネスモデルとイノベーション戦略・アーキテクチャ戦略 第10回 ビジネスモデルに他社をどう巻き込むか?:戦略的提携と組織間関係 第11回 プラットフォーム型のビジネスモデル戦略 第12回 国際化の時代におけるビジネスモデル 第13回 ビジネスモデル・キャンバスと活動システム・マッピング 第14回 ビジネスモデル思考の実践:ビジネスモデル囲碁
授業の方法
基本的には対面講義を基本とするが、適宜Zoom等も利用する(参加者の希望に合わせて、ディスカッション中心の回ではZoomを利用することもありうる)。 ※今年度は実際の企業(売上30億円規模の東京大学OB創業のITベンチャー企業CHFホールディングス株式会社)において受講者が「取締役になりきって」様々な問題を解決するべく知恵を絞る。そのため、講義は東京大学本郷キャンパスの教室に加え、数回程度当該企業のオフィス(東京都新宿区市谷本村町2-10ストリーム市ヶ谷5階)でもおこなう。
成績評価方法
授業中のグループワークの成果(50%)、講義への貢献(50%) ※試験は実施しない。
教科書
テキスト:『はじめてのオペレーション管理』(有斐閣、未定)を基礎とするが、出版前であり内容も固まっていないため、今年度は各回に合わせた資料を配布する。そのため今年度に関しては教科書を特に指定はしない。 ※ただし、経営の基礎知識がないという人は『みんなの経営の教科書』岩尾俊兵(KADOKAWA、2022年)を一読しておくことを強くおすすめする。
参考書
参考文献: 『みんなの経営の教科書』岩尾俊兵(KADOKAWA、2022年) 『日本“式”経営の逆襲』岩尾俊兵(日本経済新聞出版、2021年) 『イノベーションの収益化』榊原清則(有斐閣、2005年) 『事業システム戦略』加護野忠男、井上達彦(有斐閣、2004年) 『新版 競争戦略論Ⅰ・Ⅱ』マイケルE・ポーター(東洋経済新報社、2018年)
履修上の注意
Zoomを使用する場合、Zoomでのディスカッションをおこなう場合は、毎回下記のルームにて講義を実施する。 トピック: 東京大学GCL講義 時間: こちらは定期的ミーティングです いつでも Zoomミーティングに参加する https://keio-univ.zoom.us/***** ミーティングID *****パスコード: gcl ワンタップモバイル機器 ***** 米国 (Houston) +16699006833,,86357753115# 米国 (San Jose) 所在地でダイアル +1 346 248 7799 米国 (Houston) +1 669 900 6833 米国 (San Jose) +1 929 205 6099 米国 (New York) +1 253 215 8782 米国 (Tacoma) +1 301 715 8592 米国 (Washington DC) +1 312 626 6799 米国 (Chicago) ミーティングID *****市内番号を検索: *****/keio-univ.zoom.us/***** SIPで参加 ***** H.323で参加 162.255.37.11 (米国西部) 162.255.36.11 (米国東部) 115.114.131.7 (インドのムンバイ) 115.114.115.7 (インドのハイデラバード) 213.19.144.110 (オランダ、アムステルダム) 213.244.140.110 (ドイツ) 103.122.166.55 (オーストラリア、シドニー) 103.122.167.55 (オーストラリア、メルボルン) 149.137.40.110 (シンガポール) 64.211.144.160 (ブラジル) 149.137.68.253 (メキシコ) 69.174.57.160 (カナダ、トロント) 65.39.152.160 (カナダ、バンクーバー) 207.226.132.110 (日本、東京) 149.137.24.110 (日本、大阪) パスコード: ***** ミーティングID *****
その他
※今年度は実際の企業(売上30億円規模の東京大学OB創業のITベンチャー企業CHFホールディングス株式会社)において受講者が「取締役になりきって」様々な問題を解決するべく知恵を絞る。そのため、講義は当該企業のオフィス(東京都新宿区市谷本村町2-10ストリーム市ヶ谷5階)でおこなう。ただし、移動が難しい等の事情がある場合も考えられるので、すべての回においてZoomでの参加も可能である。