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脳型情報処理機械論

脳型情報処理機械論 / Brain Information Processing Systems
現在の人工知能技術が直面する課題や限界を乗り越えるため,今改めて人間の脳の機能と仕組みを深く理解することが極めて重要となっている.

次世代の人工知能は,何が起こるか事前に限定されておらず,常に変動する複雑な実世界で自律的に適切に振る舞う「動的実世界知能」と,人間の振る舞いや意図を理解し,人間の価値観や道徳に適合する人間中心の意思決定や行動を行う「人間的知能」を兼ね備える必要がある.

本講義では,上記課題に向けて,従来の人工知能が捉えていない生体型計算原理や脳機能に重点を置き,身体性,感覚運動ダイナミクス,認知発達,社会性,高次認知,意識,などに関する計算論的神経科学や構成論的科学,認知発達ロボティクス等の最新研究動向を基礎および最新の脳科学的知見を踏まえつつ学び,議論する.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4850-1017
GIF-MX6d08L1
脳型情報処理機械論
國吉 康夫
A1 A2
金曜2限
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教室
工学部新2号館 工222号講義室
講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
情報理工学系研究科
授業計画
学内外の専門家による招待講演を交えつつ,以下の計画で行う. 9月27日 國吉 康夫(担当教員):イントロダクション,脳の基本構造 10月4日 尾形 哲也(早稲田大学):深層学習によるロボットの感覚運動学習と応用事例 10月11日 國吉 康夫(担当教員):身体性に基づく認知の創発と発達 10月18日 大村 吉幸(東京大学):神経科学の最近の動向とヒト特異性について 10月25日 銅谷 賢治(沖縄科学技術大学院大学)脳内シミュレーションの神経回路機構 (Neural circuits for mental simulation) 11月1日 金沢 星慶(東京大学):乳幼児の感覚-運動情報処理とその発達 11月8日 米倉 将吾(東京大学):ゆらぎを利用した適応的情報処理と運動制御 11月29日 中嶋 浩平(東京大学):Physical Reservoir Computing 12月6日 長井 志江(東京大学):予測符号化理論に基づく認知発達と発達障害 12月13日 吉田 正俊(生理学研究所):Enactivisim and Free energy principle 12月20日 乾 敏郎(追手門学院大学):自由エネルギー原理:脳理論の到達点 1月10日 大泉 匡史(東京大学):意識の数理理論の創り方
授業の方法
講義.
成績評価方法
出席点 60%+課題(スライド)40% Attendance records 60% + Assignemnt (slides) 40%
教科書
なし
参考書
授業中に適宜提示する
履修上の注意
なし
その他
できるだけ,日本語で口頭説明しスライドは英語記述するが,そうでない回もある The oral presentation will be given in Japanese and slides will be written in English as much as possible, with some exceptoins.