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最終更新日:2025年4月21日

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シミュレーション学

「シミュレーション学」では、大学院学生を対象に、 ・計算機上のシミュレーションの基本概念、 ・進化論的計算手法の基礎、 ・マルチエージェント計算、 ・事象駆動型シミュレーション、 ・人工生命に基づくシミュレーション技法 などについて、 勉強してもらう。 これらはいずれも、 コンピュータをシミュレーションの道具として使用しようと と思っている学生はもちろん、人工知能や他の分野の勉強をする学生にとっても 必要不可欠となる基礎事項である。
本講義では「複雑系のシミュレーション」についてその基礎から応用までを扱う。具体的には、(1)計算機上のシミュレーションの基本概念、 (2)進化論的計算手法の基礎、 (3)マルチエージェント計算、 (4)事象駆動型シミュレーション、 (4)人工生命に基づくシミュレーション技法、などについて勉強してもらう。これらはいずれも、コンピュータをシミュレーションの道具として使用しようと思っている学生はもちろん、人工知能や他の分野の勉強をする学生にとっても必要不可欠となる基礎事項である
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4840-1039
GIF-IC5a09L1
シミュレーション学
伊庭 斉志
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
情報理工学系研究科
授業計画
第1回 シミュレーション入門 第2回 進化論的計算手法(遺伝的アルゴリズム、遺伝的プログラミング) 第3回 進化論的計算手法(2)(対話型進化計算)、ボールドウィン型の進化、ミーム、ミメティック・アルゴリズム 第4回 イントロンと利己的遺伝子、性選択(1) 第5回 性選択(2) 出席確認のためのアンケート回答 第6回 共進化、セルラ・オートマトン(1):ライフゲーム 第7回 セルラ・オートマトン(2):Class IV、ラングトンのLife at the edge of chaos、シリコン交通、forrest fire model、LGA法、形態形成のシミュレーション 第8回 セルラ・オートマトン(3):BZ反応、Complex adaptive systems, DLA法、ボノロイ図、Slime intelligence、雪の結晶はどうつくられるか? 第9回 囚人のジレンマ、社会学のシミュレーション、最後通牒ゲーム 第10回 囚人のジレンマ(2)、複雑系という知能(1)、課題のQA 第11回(7月4日)複雑系という知能(2),レポート課題の補足説明・QA(2)
授業の方法
講義は原則対面で行う。ただしzoomでの授業の中継も予定している。また、出席調査を講義当日に出題する小課題・アンケート回答で行う場合がある。
成績評価方法
レポートによる。 レポート課題は講義において説明する。
教科書
複雑系のシミュレーション:Swarmによるマルチ・エージェ ントシステム"(伊庭斉志著、コロナ社)、/Reference "Agent-Based Modeling and Simulation with Swarm" (Hitoshi Iba, Chapman & Hall/CRC Studies in Informatics Series)
参考書
Iba,H., "AI and Swarm: Evolutionary approach to emergent intelligence", ISBN-10: 0367136317, CRC Press, 2019.
履修上の注意
とくに必要ない。