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最終更新日:2024年4月22日

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脳工学特論

主としてヒトを対象とした認知神経科学の最新知見についての理解を深めることを目的とする.核磁気共鳴画像法(MRI),脳磁図(MEG),脳波(EEG)などの脳機能イメージング手法や経頭蓋直流/交流電気刺激(tDCS/tACS),経頭蓋磁気刺激(TMS)などの介入手法の原理やそれぞれの長所・短所を理解した上で,これらの手法を使って脳科学の知見が積み重なっているかを理解する.最終的には,自身の興味に応じて,認知脳科学の実験を行うための予備知識が身につくことが期待される.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4830-1025
脳工学特論
天野 薫
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
情報理工学系研究科
授業計画
1 ヒトを対象とした脳科学・神経科学のアプローチ 1.1 心理物理学 1.2 非侵襲脳機能計測(EEG,MEG,MRI) 1.3 非侵襲的介入(TMS,tDCS,tACS,ニューロフィードバック) 2. 視知覚の脳内機構 2.1 視知覚の基礎 ,視覚情報デコーディング 2.2 階層的な視覚情報処理(色覚,質感知覚) 2.3 視知覚と神経律動(アルファ波,シータ波) 2.4 視知覚と脳構造の関係 2.5 知覚的意思決定と同時性知覚 3. 感覚・認知の脳内機構 3.1 視覚と他の感覚知覚の関係 3.2 持続的注意(集中力) 3.3 経済的意思決定 3.3 自律神経や感情と神経律動(アルファ波,シータ波) 4. 疾患と脳 4.1 視覚皮質の可塑性 4.2 精神疾患のバイオマーカー,ニューロフィードバックによる治療 5 最新の脳科学トピック 5.1 Brain Machine Interface (BMI) 5.2 人工知能(AI)と脳科学の融合 5.3 介入手法最前線(介入効果の個人差の要因,状態依存的刺激)
授業の方法
講義による
成績評価方法
出席とレポートにより評価する.
教科書
脳のイメージング (ブレインサイエンス・レクチャー)
参考書
脳のイメージング (ブレインサイエンス・レクチャー)
履修上の注意
特になし