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最終更新日:2024年4月22日

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現代暗号理論

現代暗号理論
公開鍵暗号の構成法と安全性評価を中心に学習する。
1. 暗号理論の基本的事項
2. 整数の基本的アルゴリズムや公開鍵暗号の原理
3. 暗号アルゴリズムの高速実装技法
4. 公開鍵暗号の安全性評価方法
5. 量子計算機に対して安全な公開鍵暗号
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4820-1031
GIF-MA6216L1
現代暗号理論
高木 剛
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
情報理工学系研究科
授業計画
1. 公開鍵暗号 (RSA暗号,楕円曲線暗号) 2-3. 整数演算の基本的性質と高速実装アルゴリズム 4-5. 素数判定法 (Fermat法, Miller-Rabin法) 6-7. 素因数分解法 (Pollard ρ法, ランダム二乗法, 数体篩法) 8-9. 実装攻撃 (サイドチャネル攻撃, フォルト攻撃) 10-11. 耐量子計算機暗号 (多変数多項式暗号,符号暗号,同種写像暗号,ハッシュ関数署名) 12-13. 格子暗号 (格子基底縮約アルゴリズム,LWE問題)
授業の方法
講義による。
成績評価方法
レポートを提出してもらいます。
教科書
現在執筆中の教科書「現代暗号理論」をITC-LMSで公開しています。
参考書
高木剛, 暗号と量子コンピュータ -耐量子計算機暗号入門-, オーム社, 2019.
履修上の注意
具体的な数値例を使って自分で計算してみる。
その他
学習相談は講義終了直後に行ないます。