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最終更新日:2024年4月1日

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「量子現象・量子論入門」初学者のための量子論

「量子現象・量子論入門」初学者のための量子論
簡単な例を用いて量子現象・量子論を学び、その特徴について考察することにより、古典現象・古典論との相違や共通点について理解できるようになることを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4810-1195
GIF-CS5099L1
「量子現象・量子論入門」初学者のための量子論
清水 明
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
情報理工学系研究科
授業計画
0. 序 1. 古典物理学の破綻 2. 基本的枠組み 3. 量子論のための準備 4. 量子論における物理状態の表現 – 純粋状態 5. 量子論における可観測量の表現 6. 測定値 7. 量子論における物理状態の表現 – 混合状態 8. 状態の重ね合わせと干渉効果 9. 不確定性原理 10. 合成系 11. ベルの不等式 12. 量子状況依存性 13. 時間発展 14. 応用 — 量子アルゴリズム
授業の方法
講義
成績評価方法
レポート
教科書
とくにないが,ITC-LMSに講義資料をアップする.
参考書
清水明「新版 量子論の基礎」 https://www.saiensu.co.jp/*****
履修上の注意
初学者向けなので、物理学に関する予備知識は要求しない。数学については、有限次元の線形代数(複素線形空間のベクトル,行列など)の基本を事前に身につけておけば十分であるが,エルミート行列の固有値と固有ベクトルや,直積空間についての知識があると授業がかなり分かりやすくなる. なお,論理を積み上げていく形式なので,復習をかかさないことが重要である.